はんだ健康マイレージ
半田市が健康づくりで最も重要と考えているのは、「生活習慣の改善」です。
はんだ健康マイレージは、半田市の「生活習慣」が最も大事という健康づくりの考え方に基づいています。
健康に関心が低い人にも、意識を持っていただくための一つのきっかけとなることを狙って実施しています。
はんだ健康マイレージ制度は、A 健診ポイント、B 参加ポイント、C 実践ポイントの3つを貯める仕組みになっています。
合計で100ポイント貯まると、「まいか」カードと選べるお得な健康グッズがもらえます。
(資料出所:はんだ健康マイレージ ポイントカード)
2018年度は、100ポイント達成記念として以下の健康グッズや無料券を進呈しました。
(資料出所:はんだ健康マイレージ ポイントカード)
各ポイントについて、説明します。
【A 健診ポイント】
以下のいずれかの健診を1つ受診すると40ポイントもらえます。
◆ 特定健康診査・健康診査の受診
◆ 住民健康診断
◆ 勤務先での特定健康診査の受診・人間ドックなど
◆ 半田市がん検診・職場でのがん検診の受診
◆ 歯科健診
◆ 歯周病健診
◆ 歯の健康センター
この40ポイントは、景品獲得のために必須となるポイントです。
その他のカテゴリの合計で100ポイント達成したとしても、この40ポイントがない場合、ポイントカードの提出は受理されない仕組みになっています。
さらに、健診等の結果など受診が証明できるものを保健センター窓口に持参する必要があるなど、健診に関しては、必ず受診を呼び掛けるよう徹底した内容となっています。
【B 参加ポイント】
対象事業に参加すると、参加毎に10ポイントもらえます。
対象の講座は、ホームページやチャレンジシートにも掲載されており、また講座やイベント開催時にははんだ健康マイレージのフラッグを立ててもらうことになっています。
このB参加ポイントの対象事業は、すでに決定・公開している講座やイベント以外にも、随時募集しています。
以下のような条件を満たす場合は、対象事業として保健センターが認定を行っています。
〇 誰もが参加できるイベントや講座であること
〇 健康づくりにつながる内容であること
〇 ポイントの付与は「はんだ健康マイレージ対象者に限られる」こと
例を挙げると、これまでにお琴の教室・カラオケ大会・将棋大会などもこのポイントの対象事業として認定されています。
特に高齢層の健康づくりにおいて、積極的に外に出て社会参加をすることも重要です。
そのため、保健センターと介護予防・日常生活支援総合事業の管轄部門である高齢介護課とで協力した結果、対象事業(参加団体)は随時増えています。
参加団体が増えることにより、ポイントを貯める参加者も増えています。
このように対象事業が増えているのは、積極的に呼びかけをする参加者がいるためです。
また、参加者の口コミによって、はんだ健康マイレージの対象事業が増え、はんだ健康マイレージの参加者が増えています。
はんだ健康マイレージは、「リーダーシップをもつ参加者の口コミのおかげで広がっている」といえます。
【C 実践ポイント】
若い世代においては、対象事業に参加することが時間的にも難しいという課題がありました。
そこで、自ら健康づくりのために決めた取り組みを実践した場合に1ポイントもらえるようにしました。
以下、ポイント付与対象の取り組み例です。
・ 1日の目標歩数以上歩いた
・ 休肝日にした
・ 禁煙日にした
・ 1日3食野菜を食べた
・ 筋トレをした
・ 間食を控えた
・ 朝と晩に体重を測った
・ 早寝早起きをした
・ 地域行事に参加した
期間中、同じ取り組みを続けても、毎日変えてももらえるようになっています。
1日1回、自分のペースで取り組んでいただくことを重視した仕組みになっています。
はんだ健康マイレージを通じて、健康に関心のない人にも意識してもらえるような取り組みを今後も考えています。
半田市は、はんだ健康マイレージのしくみを活用し、地域社会全体の健康づくりを盛りあげ、基本理念である「健康で明るくこころ豊かなまち はんだ」を目指しています。
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