「習志野市健康なまちづくり条例」と「健康なまち習志野計画」 習志野市

習志野市ロゴ

 

【習志野市健康づくり推進協議会】

 

「習志野市健康づくり推進協議会」は、市民のボランティアである「健康づくり推進員」で構成される組織です。

推進員は元々、厚生労働省の定める栄養改善推進員として委嘱していましたが、2004年に委嘱を終了しました。

現在は、市民自らが取り組む登録制のボランティアとして、栄養・運動・休養を含めた「健康づくり」に取り組んでいます。

 

ボランティアといっても市民の健康づくりの一端を担うことになるため、講座を受けて初めて登録できるという制度になっています。

2017年4月時点で、31名の健康づくり推進員が登録されています。

 

健康づくり推進協議会では、ウォーキング(習志野発見ウオーク)とヘルシーライフ料理教室を行っています。

 

ウォーキングは、年9回行われます。

「健康なまち歩きマップ(全12コース)」を基に実施され、毎回130人前後の参加者が集まります。

コースにもよりますが、新規の参加者は20~30人程度で、毎回必ず参加する常連も多くいます。

130人が一斉に歩くと大所帯になるため、現在は参加者が多い場合はグループを作り、グループごとに歩くようにしています。

 

ウォーキングスタンプカード

 

ウォーキングスタンプカードの例

 

健康づくり推進協議会は、このように「市民によって健康づくりを発信し、市民が自発的に参加する」という仕組みとして成り立っています。

現在抱えている課題の一つは、この取り組みをどのように発展させていくかということです。

推進員も参加者も高齢の方が多く、働き世代を含めた若い人にとっても魅力のある内容とするためにはどうしたらよいか、検討を重ねています。

 

【ならしの健康マイレージ】

 

習志野市は、2015年年1月に、健康的な生活習慣のきっかけづくりと、その継続と定着を後押しするインセンティブ施策として、「ならしの健康マイレージ」を始めました。

 

「ならしの健康マイレージ」では、3か月の間に以下の2つの条件を達成すると、「健康きらっとナラシド♪カード」が交付されます。

 

■ 条件1 イベントポイントを50ポイント以上獲得

習志野市が主催するイベントに参加すると、会場でシールやスタンプが入手でき、それがイベントポイントとなります。

市のイベントでなくても、参加したことが分かるものを後日提示すれば、ポイントの獲得が可能です。

また、各種健康診査、人間ドックなどを受診した際に獲得できるポイントは、通常の倍、20ポイントとなっています。

 

条件1

 

■ 条件2 セルフポイントを50ポイント以上獲得

普段の生活の中で、自分で決めた健康目標に向かって行動し、獲得できるのが「セルフポイント」です。

自己管理で、1日1ポイントの記録をつけます。

行動の継続を重視しており、1か月の間に計10日以上、セルフポイントの対象となる健康行動をした場合は、10ポイントのボーナスポイントが獲得できます。

小さなことから、コツコツと取り組むことが肝心です。

 

条件2

 

2つの条件を見事達成し、「健康きらっとナラシド♪カード」を入手すると、協力店で様々な特典(サービス)を受けることができます。

提供する特典の内容は、各店に任されています。

例えば、飲食店でドリンクが1杯無料、美容・健康サービスが1回無料、買い物時の割引、教室への入会金無料などがあります。

 

健康きらっとナラシドカード

 

現在、日常的にサークル活動をしているなど、元々運動習慣のある参加者が多く、また年齢・地域的な偏りが見られるなど、様々な課題を抱えています。

また、インセンティブの部分でも、協力店の数はもちろん、地域の分布や大規模店の参画、利用実績の把握など、まだまだ改善すべき点が多い状態です。

手続きも、「わざわざ市役所まで来て申請する」という手間が、参加へのハードルを上げる一因になっていると考えており、今後はシステム面を含めた改善を図っていこうと考えています。

 

【こども健康大学】

 

2015年度より、市と協定を締結している順天堂大学と連携し、「こども健康大学」を“開校”しています。

これは、専門家による指導や大学施設の利用等を通じ、健康づくりの大切さや正しい生活習慣を学び、身体を動かすことの楽しさを知るための小学校高学年向けプログラムです。

具体的には、以下のような活動を行っています。

 

・ 専門家による指導、大学施設の利用等、専門性の高い体験を提供します。

・ トップレベルの知識や技術に触れるとともに、「走る」「跳ぶ」「投げる」といった基本的動作のコツを学びます。

・ 健康づくりの大切さや身体を動かすことの楽しさを知ってもらうことにより、参加児童及び家族の生活習慣病予防を図ります。

・ 他校児童を始めとした他者とのふれあいを通して、参加児童のコミュニケーション能力の向上と社会性の発達を図ります。

 

2016年度までは、1日目は市内でオリエンテーションや栄養教室、2・3日目は順天堂大学(さくらキャンパス)でスポーツ教室や施設見学という、1コース×3日間で実施してきました。

2017年度は、新たにアメリカンフットボールの強豪「オービックシーガルズ」の協力を得て、2コース×2日間の日程で実施しました。

 

【ラジオ体操DE健康タウンinならしの ~正しいラジオ体操~】

 

習志野市は、2015年度に(一財)簡易保険加入者協会より「ラジオ体操DE健康タウン構想の推進モデル自治体」として指定を受け、ラジオ体操による健康づくりにも取り組んでいます。

 

指定自治体の特典として、年に2回、テレビでお馴染みの講師・アシスタントが市内の会場を訪れ、ラジオ体操やみんなの体操の指導が行われています。

老人クラブや教職員に限定して開催することもありますが、基本的には誰でも申込み可能です。

 

市外在住者でも申し込めるので、家族や友人を誘っての参加もできます。

申込みは先着順で、毎回多くの申込みがあるため、参加希望者は早めに申し込む必要があります。

市では、できるだけ多くの人、幅広い年代に参加してもらうため、市教育委員会や各種団体と連携・協力しながら取り組みを進めています。

 

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