メディカルフィットネスで地域も健康に パワーウェルネス・ジャパン

パワーウェルネス・ジャパンロゴ

 

 

パワーウェルネス・ジャパンは、アメリカでメディカルフィットネスを運営している

パワーウェルネス・マネジメント社のノウハウを取り入れ、日本においてメディカルフィットネス

という新しい業態を実現させている企業です。

 

現在、メディカルフィットネスを取り入れたスポーツクラブ  「フィットネスハウス パレット中川」 

の運営受託をはじめとして、メディカルフィットネス、メディカルヨガスタジオの企画、

経営やフィットネスクラブのコンサルティングを行っています。

 

パワーウェルネス・ジャパンの翠愼社長は、2000年4月に、今のパワーウェルネス・ジャパンによる

メディカルフィットネスの前身となる、スポーツフレックス・ジャパンを創業し、

2007年にかけて13店舗のスポーツクラブを運営してきました。

 

スポーツフレックス・ジャパンの運営するスポーツクラブは、半分以上がクリニックを付帯していました。

またクリニックを付帯していない施設もテレビ電話でドクターと面談できるといった、

他のスポーツクラブとは異なるドクターによるケアを重視したクラブ運営を行ってきました。

 

そしてその後翠社長はスポーツフレックスの事業を他社に売却し、2009年5月に

メディカルフィットネスを専業とするパワーウェルネス・ジャパンを立ち上げました。

 

パワーウェルネス・ジャパンのメディカルフィットネスでは、最初に健康チェックを受け、

医師の介在のもとでリスクを判定し、当該内容に基づくトレーニングメニューを作成しています。

 

トレーニングメニューは、米国パワーウェルネス社のメディカルフィットネスから生まれた

医学的根拠のあるプログラムに基づいているパワーウェルネス・ジャパン独自のプログラムです。

 

経験豊富なメディカルフィトネストレーナーが、目標達成のために個別にサポートをしています。

パワーウェルネス・ジャパンでは、このようなサポートができるメディカルフィットネストレーナー

を養成するため、専門のPWJメディカルフィットネストレーナー研修制度を設けています。

 

以下のように、一般のトレーナー研修とは違う医学的な要素を含めた研修内容となっています。

 

ベーシックスキル

 

アドバンススキル

 

スペシャルテキスト

(資料出所:パワーウェルネス・ジャパン提供資料)

 

医師と経験豊富なメディカルフィットネストレーナーがサポートすることによって、

パワーウェルネス・ジャパンによるメディカルフィットネスが実現しています。

 

パワーウェルネス・ジャパンによる、メディカルフィットネスの全体の流れは以下の通りです。

 

メディカルフィットネスの全体の流れ

(資料出所:パワーウェルネス・ジャパン ホームページ)

 

 

パワーウェルネス・ジャパンにインタビューさせていただきました。

 

 

メディカルフィットネスとは?

 

【勤次郎】

パワーウェルネス・ジャパンが進めているメディカルフィットネスについてお教えいただけますか?

 

【パワーウェルネス・ジャパン】

フィットネスクラブの社会的役割は、「運動の場の提供」だけでなく、

地域住民の健康の維持増進であると思っています。

利用者の方の健康状態に配慮できて初めて、QOLの実現がサポートできます。

 

【勤次郎】

「利用者の方の健康状態に配慮する」とは、具体的にはどういう意味ですか?

 

【パワーウェルネス・ジャパン】

利用者によって健康状態が違い、健康状態が違えば運動への取り組み方もそれぞれ異なるはずです。

フィットネスクラブだからどうしても運動を推奨する方向に向かいがちですが、

「運動をしないリスク」だけでなく「運動をするリスク」もあるはずです。

健康維持増進を考えた場合は、その双方を考慮に入れた提案が必要であると考えています。

 

【勤次郎】

確かに、高血圧の方が激しい運動をするのは危険ですね。

 

【パワーウェルネス・ジャパン】

フィトネスクラブの利用者の方は50歳以上の方の割合が増えており、

今では半数以上が50歳以上の方になっています。

 

年齢が上がるほど、健康リスクを抱える人は増えています。

そういった方にも安心して、健康維持・増進のためにフィットネスを行ってもらう

ことが重要であると考えています。

 

 

本人の健康状態に合わせたプログラム

 

【勤次郎】

具体的には、どのようにしてその仕組みを実現させているのですか?

 

【パワーウェルネス・ジャパン】

最初に、健康チェックアンケートにより運動に対するリスクを測定します。

そして体組成、体バランス、柔軟性などを把握します。

これらは、安全に安心してトレーニングをしていただくための大事な基本情報です。

その基本情報をもとに、ご希望、目標に合わせた運動プログラムを提案しています。

 

また、その基本情報を健康ナビゲーターに登録することにより、

時系列で健康データを管理することができます。

 

【勤次郎】

つまり、今の身体の状態を最初に把握して、その状態に最もふさわしいプログラムを

構築し、それによる改善効果も振り返るというサイクルですね。

 

【パワーウェルネス・ジャパン】

改善効果を振り返るだけでなく、目標達成度合いにより新たなトレーニングメニューを提案します。

マンネリにならないように、明るく楽しくトレーニングフィールドを提供することが、

パワーウェルネス・システムの特徴です。

 

【勤次郎】

パワーウェルネス・システムを導入するためにはどうすればよいのですか?

 

【パワーウェルネス・ジャパン】

これからスポーツクラブを立ち上げる際、2つの場合があります。

最初からパワーウェルネス・システムを導入する場合と、既存のスポーツクラブに

パワーウェルネス・システムを新規に導入する場合です。

 

いずれにしても、パワーウェルネス・システムを導入するためには提携するドクターが不可欠です。

弊社では、その提携先を探すサポートも行っています。

 

【勤次郎】

スポーツクラブの近くの医療機関、という訳ではないのですね。

 

【パワーウェルネス・ジャパン】

ドクターは、診察と治療で手一杯です。

予防についてかなり意識がない限り、忙しい中で予防のために時間を割くことはできません。

提携医療機関に、パワーウェルネス・システムの仕組みを説明して、共感を得ていただき、

実際に一緒に取り組んでもらうようになるためにはそれなりの努力が必要です。

 

 

スポーツクラブのメリット

 

【勤次郎】

パワーウェルネス・システムを導入することで、利用者にとってのメリットは分かりました。

運営する側であるスポーツクラブにとってのメリットはあるのでしょうか?

 

【パワーウェルネス・ジャパン】

まず、具体的には、会員継続率が15%以上違うという実証データがあります。

継続率はフィットネスクラブにとって収益の安定という意味を持つと思いますが、

それ以上に会員の満足度が高いという意味を持つ点にぜひ着目して欲しいと思います。

 

また、競合との差別化や、一般的なフィットネス利用者以外へのアプローチができる点、

特に65歳以上のシニア層にも安心して利用してもらえるという点は重要です。

 

このような付加価値があるので、スポーツクラブにとっては月会費を下げなくても、

安定的な会員数を維持することができます。

 

スポーツクラブ経営にとって、会員数と会員あたりの単価をUPさせることが重要

ですが、パワーウェルネス・システムならばその両方が実現できます。

 

カウンセリングによる継続率の違い

(資料出所:パワーウェルネス・ジャパン提供資料)

 

【勤次郎】

パワーウェルネス・システムで、日本のスポーツ人口が増えて、健康寿命延伸

につながるイメージが持てました。

ぜひ多くのスポーツクラブがこの仕組みを導入して、地域全体で予防の活動が

盛り上がるとよいと思います。

 

【パワーウェルネス・ジャパン】

パワーウェルネス・ジャパンのサポートメニューは、健康意識を高め、スタッフのやる気を

引き出し、オーナーの思いを実現させることを後押ししています。

 

現在のクラブ状況から、ワンランク上の運営体制へと引き上げようというお考えをお持ちの

オーナーの方にぜひ導入を検討していただきたいと思います。

 

【勤次郎】

本日はありがとうございました。