11月14日は「世界糖尿病デー」 増える糖尿病患者に出来ること

血糖値の結果と薬

 

 

「ブルーライトアップや啓発イベントが全国で実施」・・・と聞くと、「どこのイルミネーションだろう」と思われるかもしれません。

これは、糖尿病の正しい知識を啓発するイベントを全国で実施するための活動です。

世界糖尿病デー実行委員会(一般社団法人日本糖尿病学会・公益社団法人日本糖尿病協会)が、11月14日の世界糖尿病デーに国内の著名な建造物をブルーにライトアップさせています。

 

ブルーライトアップされた建物

 

これまで、東京ではスカイツリーやヒカリエが、愛知県では名古屋城がライトアップされています。

 

このイベントのテーマにもなっている、「糖尿病」。

実は、予備群もあわせると大変な数になるのです。

今回は、そんな「糖尿病」について紹介します。

 

 

4人に1人が糖尿病

 

2016年の国民健康・栄養調査によると、糖尿病患者数は推計で初めて1,000万人(前回調査比+50万人)を突破し、予備群を含めると2,000万人といわれています。

つまり、成人の4人に1人は糖尿病ないしはその予備群という状況です。

 

超高齢社会にあって、糖尿病の啓発・治療の向上・療養指導の充実の結果、糖尿病患者の寿命も延伸し、現在患者の3人に2人は高齢者です。

したがって、これまでの生活習慣病対策だけでなく、高齢者は筋肉を鍛えて健康寿命を延伸させることが極めて重要になりました。

 

 

11月14日である理由

 

では、何故「正解糖尿病デー」は11月14日と定められたのでしょうか?

 

この日は、1921 年に糖尿病治療に必要なインスリンを発見し、ノーベル賞を受賞したフレデリック・バンティング博士(カナダ/1891-1941)の誕生日なのです。

シンボルカラーのブルーは、「国連色とどこまでも拡がる青空の色」から採用されました。

2006年12月20日、国連総会において糖尿病の脅威に関する決議が採択され、公式な国連デーとなりました。

 

 

糖尿病予防には有酸素運動

 

スロージョギングなら、体力が心配な方も継続できます。

糖尿病に対する予防啓蒙も兼ねて、【明日を変えるために今動こう、スロージョギングでブルーサークルを繋ごう】というイベントが開催されました。

※ 2020年は開催されていません。

 

皇居周りと大阪城周囲をブルーのケミカルライトブレスレットを身につけて走ります。

走り終わった後は、糖尿病ミニセミナーを受講できます。

 

正しい知識は、健康につながります。

予防は知識から、そしてまず自分から。

イベントをきっかけに、糖尿病予防に興味を持っていただければと思います。

 

弊社が提供する「ヘルス×ライフ」では、スマートフォンのGoogleFit及びヘルスケア上のデータをアプリ内に保存することが出来ます。

また、目標を立てて、自分が現在どの程度達成できているかをいつでも確認することが出来ます。

「生活習慣を改善しよう」と考えている方は、是非、「ヘルス×ライフ」をご利用下さい。

※アプリは、下記バナーからDL可能です。

 

 

参考

世界糖尿病デーHP  プレスリリース 公益社団法人日本糖尿病協会 事務局

厚生労働省HP 平成28年国民健康・栄養調査の結果

 

監修:佐藤祐造(医師、愛知みずほ大学特別教授・名古屋大学名誉教授)