はんだ健康マイレージで健康で明るくこころ豊かな街を目指す 半田市

半田市ロゴ

 

 

半田市について

 

半田市は、愛知県の知多半島の中央部東側に位置し、古くから海運業、醸造業などで栄え、知多地域の政治・経済・文化の中心都市として発展してきました。

半田運河沿いには、醸造業に代表される黒板囲いの製造蔵が今も残っており、当時の風情を伝えています。

 

毎年春に開催される山車祭りは、300年余の歴史があり、「亀崎潮干祭の山車行事」は、ユネスコ無形文化遺産に登録され、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。

5年に一度、各地区の山車31台が勢揃いする「はんだ山車まつり」は50万人もの観客が訪れる大きな祭りです。

 

2018年6月時点の半田市の人口は119,508人です。

高齢化率は2017年4月時点で23.2%と、全国平均よりも低いものの、2050年には29.7%となることが見込まれています。

さらに、2015年を基準とした場合、後期高齢者の中で85歳以上人口が2035年には2倍を超え、2035年には2.5倍を超える見通しとなっています。

健康寿命の延伸は半田市にとって、重要なテーマとなっています。

 

 

第2次健康はんだ21計画

 

半田市は、2014年度から2023年度の10年間を計画期間として「第2次健康はんだ21計画」を策定しています。

 

この計画は、健康増進法第8条2項に基づく半田市の健康増進計画に位置づけています。

「健康日本21計画(第2次)」や「健康日本21あいち新計画」の方針や目標を踏まえ、半田市の地域特性や健康課題をとらえた、総合的な健康づくり施策を推進するものです。

また、上位計画である「第6次半田市総合計画」や、関連計画とも整合性を図った内容となっています。

 

(資料:第2次健康はんだ21計画)

 

第2次健康はんだ21計画は、基本理念を「健康で明るくこころ豊かなまち はんだ」として、以下のように基本方針を定め、推進目標ごとに施策を推進しています。

 


 

【基本方針1 疾病の発症と重症化の予防】

半田市の健康課題である、がん、心疾患、慢性腎臓病、糖尿病、肥満、歯周疾患の予防を進めます。

健(検)診や予防接種、生活習慣の改善等によって回避できる疾病は、市民への周知を徹底します。

また、慢性疾患の発症や悪化は、個人の意識や行動に加え、環境の影響が大きいため、地域・職場等での包括的な取り組みを進めます。

 

【基本方針2 生活習慣の見直しと生活行動の改善の推進】

正しい知識に基づき行う「生活習慣の見直し」に加え、できることから始める「生活行動の改善」を推進します。

「正しくあるべき姿」ばかりでなく、「なりたい姿」をイメージして、自らの生活に合わせた、生活行動ができる支援を進めます。

「健康はんだ21計画」で進めてきた1次予防を引き継ぎ、毎日の生活の中で実践できる健康づくりの普及啓発を進めていきます。

 

【基本方針3 生涯を通じた社会で支える健康づくり】

健康づくりの主体である市民一人ひとりが、生涯を通じて健康づくりに積極的に取り組むことが重要です。

子どもの頃から「自分の健康は自分で守る」意識を醸成し、生涯にわたる自分らしい健康づくりへの取り組みを支援します。

また、個人の健康は家庭、学校、地域、職場等の社会環境の影響をうけるため、社会全体として健康づくりの取り組みが進むよう、市民の健康を守る環境を整備します。

 


 

2018年度は、第2次健康はんだ21計画の中間評価を「半田市市民健康づくり推進協議会」にて協議しました。

「半田市民健康づくり推進協議会」は1979年に設置され、保健医療機関や地域団体の関係者等を委員とし、市民の健康づくりの推進に関する事項について協議しています。

 

また、庁内の関係課とも連携し健康づくりを推進しています。

特に、福祉部国保年金課とは、特定健診とがん検診、歯周病検診等で連携しています。

健康づくりという点では加入している保険は関係ないという考えで、組織の壁なく協力して取り組んでいます。

 

保健センターには、母子保健と成人保健があり、特に母子保健は対象者のほぼ100%に必ず会うことができます。

そのため、壮年期世代含めた健康づくりを含めて母子保健の対象者に呼びかけるといった活動を行っています。

 

関係者一体となった健康づくりの呼びかけの効果もあり、2008年度以降、特定健診の受診率は50%を超えており、2016年度は55.8%となっています。

さらに、特定保健指導の利用率についても、2016年度に利用率は29.6%と、いずれも全国平均を大きく上回る結果となっています。

 

>>次へ はんだ健康マイレージ