春日井市について
春日井市は、名古屋都市圏の北東部にある町です。
高蔵寺ニュータウンに代表されるように、名古屋都市圏の住宅都市としての特徴を持っています。
春日井市の北部から東部にかけて、およそ400m前後の山地が連なっています。
また、市の中心地から30分ほどで森林が広がっているなど、豊かな自然環境に恵まれています。
一方で、鉄道・高速道路だけでなく空の便にも簡単にアクセスできる高い交通の利便性を持っています。
愛知県トップクラスの都市公園の数を誇り、近隣含めて植物園、博物館、史跡なども多数存在しているなど良好な都市環境となっています。
春日井市の人口は1974年には20万人、2005年には30万人を突破し、2018年には31万人を超えています。
中部圏の中堅都市として、春日井市は「暮らしやすさと幸せをつなぐまち かすがい」を将来像に掲げ、その実現に向けたまちづくりに取り組んでいます。
平安時代の三跡の一人、小野道風は、古くから春日井で生まれたと言い伝えられています。
春日井市の人々はその言い伝えを信じ、誇りにしており「書のまち 春日井」をキャッチフレーズにしています。
道風記念館の事業、全国公募の書道展である道風展の開催など、書道文化の振興に力を入れています。
かすがい健康計画2023と最重点取組
春日井市は、1990年に「健康都市宣言」を行いました。
・ スポーツやレクリエーションを通じて、健全なこころとからだをつくりましょう。
・ 市民一人ひとりが調和のとれた健康で明るい家庭をつくりましょう。
・ 健康づくり・体力づくりを地域にひろめ、健康で明るいまちをつくりましょう。
(※上記、春日井市ホームページから引用)
また、1999年3月に「春日井市保健計画」を策定、2010年3月には「新かすがい健康プラン21」を策定しました。
一連の健康づくり計画に基づき「自分の健康は自分で守る」意識の醸成、市民の健康増進および地域保健の充実に努めてきました。
そして、2013年7月には市民の健康を支える両輪である健康づくりと地域医療の確保の重要性を市民全体で共有するため「春日井市健康づくり及び地域医療の確保に関する基本条例」を制定しました。
2014年3月には、「わたしの健康 まちの健康 みんなで育む 元気なまち かすがい」を基本理念とする「かすがい健康計画2023」を策定しました。
2014年度から2023年度までの10年間を、基本計画として推進しています。
「かすがい健康計画2023」は以下のとおり、2つの基本方針と6つの施策によって構成されています。
さらに、施策ごとに重点目標と主な取組が定められています。
(資料出所:かすがい健康計画2023より抜粋)
「かすがい健康計画2023」を効果的に推進するためには、現時点で課題となっている分野への対応や必要な環境整備を重点的に行っていくことが求められています。
そこで、計画を推進するにあたり、春日井市では以下の2点を最重点取組として位置付けています。
(資料出所:かすがい健康計画2023より抜粋)
2017年度は、春日井市は2つの最重点取組について、それぞれ以下のような内容を実施しています。
次ページより、その取り組みについて紹介します。
>>次へ 【最重点取組① ロコモティブシンドロームの予防】