短時間で簡単に出来る運動法
運動というと、ランニングや、ジムでの筋トレなど、ハードなイメージを思い浮かべるのではないでしょうか?
運動は短時間でも、狭い場所でも簡単に出来ます。
スポーツ庁では、「手軽にできる!ながらでできる!?スポーツメニュー」を紹介しています。
また、筑波大学 久野研究室/企画・制作の【運動でコロナ予防】シリーズもおススメです。
久野教授は、つくばウエルネスリサーチというベンチャー企業を設立し、行政と健康増進に関する研究を進めている方です。
ここで紹介している運動は、なかなかハードな内容になっています。
一つ、例をあげてみます。
「コロナ終焉した時に健康でいられる秘けつをお教えします」という第1回目の動画では、スクワット中にまき割りをしています。
しかも、1日3回で、1回5セット行うという超ハード設定。
正しくスクワットをすれば、10回くらいしかできませんが、ひざを曲げたままキープし、まき割り・・・これはかなり難しいです。
さらに、「運動不足による二次健康被害の怖さを、最新情報とともに解説いたします」では、
「労働者は、毎日3000歩から5000歩の歩数減少により肥満傾向になりやすい」と説明されています。
運動不足は、免疫力低下を招くだけでなく、糖尿病の発症・高血圧などの生活習慣病の悪化などの「二次健康被害」にもつながります。
二次健康被害とは、脳梗塞、心筋梗塞になりやすい状態、筋力低下による転倒からの骨折、それによる寝たきりへの移行などです。
感染症予防をしても、運動不足によって筋肉が衰え、生活習慣病の悪化や骨折につながる可能性があるということです。
本シリーズでは、高齢者にも優しい運動や、親子でできるものなど、家の中でできるトレーニング方法を紹介しています。
さらに、心の健康度にも触れています。
心の健康度も一緒にアップする秘訣は、「笑顔で行うこと」です。
笑いは免疫力アップに効果的というのは、以前から言われています。
親子で楽しむ、お笑い番組を見ながら運動するなど笑いを取り入れて効果的に免疫力をアップさせることもおススメです。
通勤中でも出来る運動?
ここまでは、ある程度スペースがあって、体を動かせる方向けの運動を紹介しました。
しかし、「通勤中で、ほとんど体を動かせない状態」の方もいらっしゃるかもしれません。
それでも、出来る運動があります。
一部、ご紹介します。
【揺れに耐えながら立つ】
① 背筋を伸ばして、おなかや足に力を入れて体をまっすぐにして立ちます
② 足は、片方はまっすぐ、片方は45度開きます
③ きれいな姿勢を保ち、おなかや足に力を入れて揺れに耐えるようにキープします
急停車したり、バランスを崩して転んだりしないよう吊革や手すりには軽く触れておきましょう。
【つま先立ち】
座りながら行う場合、立って行う場合がありますので、それぞれご紹介します。
・ 座りながら行う場合
① 椅子に背中を伸ばして深く腰掛けます
② 両膝をくっつけます
③ つま先を床につけたまま、かかとを上げ下げします (ゆっくり行いましょう)
・ 立って行う場合
① 吊革につかまりながら、つま先立ちをして10秒キープします
② ゆっくりかかとを下ろします
どちらも、ふくらはぎを刺激するので、血流が良くなり、下半身の代謝が良くなります。
実際にやってみると、意外とハードだということが分かります。
時間や場所にとらわれない運動法で、少しずつ運動不足を解消していきましょう。
弊社が提供する「ヘルス×ライフ」では、歩数や上った階段、歩いた距離などを記録することが出来ます。
運動不足解消のおともに、「ヘルス×ライフ」を利用してみませんか?
出典
第一生命経済研究所 水野映子 “コロナ禍”としての運動不足- 新型コロナウイルス意識調査より
スポーツ庁 新型コロナウイルス感染対策 スポーツ・運動の留意点と、運動事例について
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