とよはし健康マイレージで誰でも気軽に参加できる健康づくり 豊橋市

豊橋市ロゴ

 

 

豊橋市について

 

愛知県豊橋市は1906年8月1日に、全国で62番目の市として誕生しました。

東は弓張山系を境に静岡県と接し、南は太平洋、西は三河湾に面しており、豊かな自然と温暖な気候に恵まれた中核市です。

 

現在の人口は、約38万人です。

豊橋市のある東三河地方は、大化の時代に「穂の国」と呼ばれた実りの多い地域であり、今も豊川用水の豊かな水にも巡られて農業が盛んです。

豊橋市では、露地野菜、果樹、園芸作物、稲作など多種多様な作物が栽培されています。

また、日本一の飼育羽数を誇る養鶉を始め、養豚、養鶏などの畜産も盛んで全国トップクラスの農業産出額を誇っています。

 

工業についても、明治以来の繊維工業、木材・木製品工業と、昭和初期にかけて急速に発展した食品加工業と機械器具工業などを中心に発展しました。

昭和30年代から臨海工業地帯の整備が進み、造船、金属、機械、自動車、電機、精密機械、化学繊維などの産業が進出しました。

ドイツの化学メーカー、欧州の自動車メーカー、ブラジルの飲料メーカーなどが相次いで進出し、豊橋港周辺は多様な業種構造を特徴とする工業地帯として発展を続けています。

 

2010年4月には、保健・医療・福祉の機能が一体となったゾーン「ほいっぷ」に、保健所・保健センターがオープンしました。

「ほいっぷ」は、保健の「ほ」、医療の「い」、福祉の「ふ」の頭文字を用い、各施設が混ざり合い連携するところをイメージした、公募によるゾーンの愛称です。

このゾーンには三師会(医師会・歯科医師会・薬剤師会)の施設整備が同時に進められており、各会との協働で事業を進めています。

豊橋市の保健所・保健センターは「健康づくり拠点・健康あんしん拠点」として、市民が安心して暮らすための衛生面での安全確保や健康づくりを促進するため、専門スタッフによる啓発・支援・指導を行っています。

また、学校や企業などとも連携しながら、地域における健康づくり活動のひろがりを目指す取り組みを行っています。

 

ほいっぷ

(写真出所:豊橋市ホームページ)

 

 

健康とよはし推進計画

 

豊橋市では、市民がそれぞれの立場でいきいきと暮らすことのできる生活を作り上げるため、2002年度から2012年度までの「健康とよはし推進計画」を策定しました。

また、2013年度には2022年度までの10年間の計画とする「健康とよはし推進計画(第2次)」を策定しました。

 

「健康とよはし推進計画(第2次)」は、『こころ豊か からだ健やか みんなで健康』を基本理念に、市民が生涯にわたり、心身ともに健康で生きがいを持ち、安心して生活できるまちを目指し、健康づくりに取り組んでいます。

基本目標は、『健康寿命の延伸』です。

健康であると感じて生活する「健康感」の割合を高めていくとともに、日常生活が制限されることなく生活できる「自立期間」を延ばしていくことを目指しています。

 

この基本目標を実現するための基本方針は、以下の通りです。

 

【健康的な生活習慣の定着】

① 栄養・食生活の改善

② 身体活動・運動の定着

③ 禁煙の推進

④ 飲酒の適正化

⑤ 歯・口腔の健康の推進

 

【生活習慣病の発症及び重症化予防と感染症予防の推進】

① がんの予防

② 循環器疾患の予防

③ 糖尿病の予防

④ 感染症の予防

 

【社会生活機能の維持・向上】

① こころの健康及び休養の支援

② 次世代の健康支援

③ 高齢者の健康支援

 

【社会環境の整備】

健康を支え、守る環境の整備

 

健康とよはし推進計画のマスコットキャラクターである「けんとくん」は、健康づくりの様々なイベントに参加しています。

「ほいっぷ」にも展示されており、来所される豊橋市民を出迎えています。

 

けんとくん

 

 

ええじゃないか! 歩(ほ)の国とよはしプロジェクト

 

健康とよはし推進計画(第2次)基本方針である「健康的な生活習慣の定着」「社会環境の整備」を集中的に推進するためのプロジェクトの一つが「ええじゃないか!歩(ほ)の国とよはしプロジェクト」です。

このプロジェクトでは、「歩く(運動)」をキーワードに、「プロジェクトメイン事業」「健康を支える事業」「健康を応援する事業」を三本の柱として、市民の誰もが健康になることのできる「健康なまちづくり」を進めています。

 

歩(ほ)の国とよはしプロジェクト

(資料出所:豊橋市ホームページ)

 

【プロジェクトメイン事業】

・ とよはし健康マイレージ事業

自身で立てた健康目標の達成や、行政が推進する事業等へ参加することによりポイントが獲得できます。

一定以上のポイント獲得者には、県内協力店で様々な特典が受けられる「優待カード(まいか)」の交付や抽選で健康グッズなどが当たります。

 

【健康を応援する事業】

・ 健康シンポジウムの開催

「健康なまちづくりを市全体で取組む」ことを、市民にPRするシンポジウム等を開催しています。

先進自治体の取組み事例の発表や基調講演などにより、これからの豊橋市が目指す「健康なまちづくり」施策の参考としています。

また、健康の道を利用したウォーキング大会も行っています。

2016年度には、市制110周年のイベントとして2DAYマーチも行われました。

 

・ スマートウェルネスシティ首長研究会への参画

豊橋市は、「スマートウェルネルシティ首長研究会」の会員です。

「スマートウェルネスシティ首長研究会」は、「健幸(健やかで幸せ)」をまちづくりの基本にした新しい都市モデル『Smart Wellness City』の構築を目指す首長が集まり、2009年に発足した研究会です。

豊橋市も、「健幸」をまちづくりの基本に据えた政策を積極的に展開するため、先進的に実践する自治体の首長と連携しています。

 

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