11月22日は「いい夫婦の日」ですね。
この日に婚姻届を出すご夫婦はとても多いそうです。
また、結婚式でも一番人気の日だそうです。
新婚生活をしばらく過ぎたご夫婦のみなさん、夫婦で会話できていますか?
自分の気持ちをうまく伝えられずにモヤモヤしていませんか?そんなときには、このシート。
今のこと、将来のことについて、すんなり話ができるシートができました。
これからの二人のこと、家族のことを話してみませんか?
夫婦が本音で話せる魔法のシート 「○○家作戦会議」
家族が仲良く暮らしていくためには、夫婦の協力体制がとても大切です。
自分の気持ちを上手く相手に伝えられず、モヤモヤしていませんか?
このシートを活用して楽しく真剣に、これからの二人のこと、家族のことを話してみましょう。
日々の家事や育児の項目を洗い出し、どのようにシェアし、お互いに支え合うのがよいかを確認し合うためのコミュニケーションツールです。
シートの内容は簡単ですが、とにもかくにも 夫婦が二人で話すことが大切です。
PART.1 素直な気持ちを伝えてみよう
自分がどんな暮らしをしているのか、日々どんなことを思っているのか。
空欄を埋めて、パートナーとシェアしましょう。
PART.2 二人の今を再確認!
今の暮らしを振り返りながら、自分の理想の暮らしについて考えてみましょう。
現在の時間の使い方と、「本当はこんな暮らしがしたい」という理想の時間の使い方を示してみましょう。
PART.3 「家のこと」のシェアの仕方を考えよう
二人の理想の暮らしを実現するために、日々の暮らしをどのように営むか? 特に家事・育児は二人の協力が不可欠です。
あなたが、家族にとって重要と思う家事を10個書き出し、現在の分担度合について、目盛りグラフを使って確認してみましょう。負担に感じている家事、相手に助けてほしい家事にチェックをつけて下さい。
それからお互いのシートを照らし合わせて、負担が重いものについて、例えば、第三者の助けを借りること、有料サービスを利用することを検討するほか、思い切って、その家事はやめることなども選択肢として視野にいれましょう。
解決策はこんな感じ。
・二人で“パラレル家事”
二人が同時に別の家事をこなす「パラレル(同時並行)家事」は、超効率的。
レギュラーの組み合わせ(ex:料理×食卓準備、掃除×おふろ)を決めておくとスイスイ片付きます。一方が家事、もう一方がダラダラはなるべく避けましょう!
・余分な家事は“断捨離”
立派な料理が作れなくたって、余分な家事を減らすことも大切なこと。
靴下の脱ぎっぱなし、テーブルの物置化、ポケットのゴミ…日々の暮らしをチェックし、減らせるものを考えてみましょう。
・“言われる前にやる”で信頼は急上昇!
「わざわざ言わないとやってくれない」家事シェアをする際の代表的なストレスとも言われています。
逆にいうと、率先して動くだけで信頼は急上昇!たとえ小さな家事でも、その心遣いに相手は救われるんですよ。
・意外なレスキューワード「子どもと遊びに行くね」
子どもの相手×家事=超ヘビーワーク!
この二つが分担できるだけで、ぐっと楽な気持ちに。思い切って自分&子どもだけでお出かけすると、パートナーは喜ぶかもしれません。
・他人と比べない
ついつい他人の家庭がまぶしくみえがち。けれど、本当の家族の実態なんて外から見ても分からないものです。
他所を引き合いに出すのは夫婦間の大きな亀裂を生みます。気を付けましょう!
家事も育児も「ワンオペ」であると感じた瞬間、不満や不公平感が湧き上がってきます。
それは、亀裂の始まりです。まずは、パートナーの不満に気づくこと。それができるのが、このシートの良いところです。
今を再確認する上でも、「いい夫婦の日」に本音で話し合ってみませんか。
出典
内閣府ホームページ 男女共同参画局 夫婦が本音で話せる魔法のシート 「○○家作戦会議」
監修者情報
名古屋大学名誉教授・健康評価施設査定理事長