コロナ禍でハロウィンを楽しむには?インフルエンザにも注意!

かぼちゃ

 

10月も終盤に近づいてきました。

街の様子も、オレンジやブラウンなどの秋らしい色合いが多くなりました。

そんな季節に気になるのは、ハロウィン!

 

従来であれば、コスチュームを着て街中で楽しく過ごす月末が今年は一変しそうです。

 

 

CDC(米国疾病予防管理センター)が異例の呼びかけ

 

ハロウィンのイベントが毎年、盛んに行われるアメリカで9月、CDC=疾病対策予防管理センターがガイドラインを発表し、波紋が広がりました。

 

子どもたちが近所の家を回ってお菓子をもらうトリック・オア・トリートや屋内での仮装パーティーなどはリスクが高いとして、避けるよう求めたのです。

 

今年はカボチャを自宅で彫って飾ったり、オンラインで仮装コンテストを開いたりして、安全に楽しむよう呼びかけています。

 

具体的には、「トリックオアトリートの際の手順」を発表しました。

ちょっと面白かったので紹介します。

 

  • トリックオアトリートをより安全にするために

    トリックオアトリーターとの直接の接触は避けてください。

    可能であれば、屋外でおやつを配りましょう。

    子供が取るために個別に袋に入れて決められた場所においてください。

    おやつを扱う前に手を洗ってください。

 

ハロウィン子供たち

 

  • マスクを着用してください

    布製マスクをコスチュームの一部になるように(コスプレ)します。

    コスチュームについているマスクは布製マスクの代わりにはなりません。

    布製マスクの上にコスチュームマスクを着用しないでください。呼吸困難になることがあります。

    2歳未満の子供や呼吸に問題のある人はマスクを着用しないでください。

 

そのほかにも、「屋外で」「マスクを着けて」「知らない人とは距離を置いて」などコロナ対策に終始しています。

 

特に、興味をそそられたのは

「コスチュームのマスクはマスクではありません」

アメリカなので、スパイダーマンなどの覆面をする人への注意なのかと思いますが、スパイダーマンもマスクをしてくださいね、という注意喚起なのでしょうか?

 

 

今年のおすすめハロウィンは?

 

新型コロナ、インフルエンザが気になるハロウィンですが、

今年は、「いつもと違ったハロウィンにしよう」という工夫も紹介されています。

 

子供むけには

「おやつを家の中に隠して、おやつハンター」をしてみましょうとか、家族や外で近所の人や友達とカボチャを彫りましょうなど、「家族で」「近所の人と」などこじんまりとした集団での楽しみ方がおすすめされています。

 

 

映画もおすすめ

 

巣ごもりスタイルで人気となったAmazonHuluなどの見放題有料動画サイトですが、配信数も多く、手軽で対応端末が多彩なサイトが人気のようです。

 

アマゾンプライムは、コロナによる自粛が始まったとたんにプライムビデオ対応のテレビスティックの在庫切れになったりと自宅で有料動画を楽しむ人が一気に増加した影響を受けています。

 

見たかったけど、見れなかったという海外ドラマを一気に見たという方も多くいらっしゃいます。

 

レンタルビデオ店に行くのも感染しそうで怖いからというお母さんもいらっしゃいました。

もちろん、学校に行けない子供のために入会した方もいらっしゃいましたね。

 

そんな見放題有料動画サイトですが、このハロウィンはゆっくり今まで「見たかったけど見逃してた」という映画を見る機会にしてはいかがでしょうか。

 

 

おすすめは

 

「泣ける映画」です。

泣くという動作は「カタルシス効果」をもたらします。

カタルシス効果とは、一般的には,苦痛や悩みなどを言葉やそれ以外の様々な表現手段を通して外に出して表現するとその苦痛や痛みを解消することができることをいいます。

泣くという感情を表出することで、気分すっきり、頭も冴えてリフレッシュすることが狙いです。

 

コロナ禍で、じっと籠っているもやもやなどを一気に放出して、頭も心もすっきりしましょう。

 

 

家族で見るときおすすめの映画

 

ジブリがいっぱいCOLLECTION

『耳をすませば』1995年

宮崎駿がプロデュースと脚本を努めた、近藤喜文監督による青春アニメ。

受験生にもかかわらず、読書が好きで図書館に通う中3の女の子の淡い恋愛を通して、思春期の不安や乙女心、憧れを描く。

流れる曲は誰もが口ずさめる「カントリーロード」。

 

私の母は、何度も観て、いつも同じところで泣いてます。

created by Rinker
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社

 

『余命1ヶ月の花嫁』2009年

実話を基にしたヒューマンラブストーリーで、主人公は、24歳という若さで亡くなった長島千恵さん。

がんや、病気の映画は数々ありますが、なぜか、これが一番心に刺さります。

私だけではなく、多くの医療者も感動した映画でした。

 

出典

CDC HP Coronavirus Disease 2019 (COVID-19)

CDC HP Trick or Treating and Other Halloween Activities

 

監修者情報

佐藤祐造

名古屋大学名誉教授・健康評価施設査定理事長

 


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