
血糖値スパイクは本当に糖尿病の前兆なのか? 10年越しに再考する
2026/08/25(火)
「血糖値スパイク」という言葉を、聞いたことがあるだろうか。食後の血糖値が急上昇した後、急降下する現象で、血管や臓器を静かに傷つける可能性がある。健康診断では見つけにくい「隠れた危険」として、この10年で広く知られるようになった言葉だ。実は筆者は、この言葉を世に送り出したNHKの番組制作に関わった1人でもある。あの番組から10年、当時の出演者である専門家に改めて話を聞くと、「血糖値スパイクが糖尿病の引き金になるとは言い切れない」と語られた。糖尿病研究の第一人者である矢部大介氏(京都大学大学院医学研究科糖尿病・内分泌・栄養内科学教授)とともに、「糖尿病の常識」を3回にわたって検証していく。















































