頭を抱える女

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    飲みすぎた後の二日酔い、風邪など一度は経験があるでしょう。

    しかし、今回は疾患や飲みすぎなどが原因ではない頭痛についてのお話です。

     

    二日酔い

     

     

    頻繁な頭痛、何日も続く頭痛は

     

    風邪をひいたり、飲みすぎたあとの二日酔いだったり、頭痛は誰でもよく経験します。

    そのほとんどは数日で治まるでしょう。

    ところが何日も頭痛が続く、あるいは頻繁に頭痛がする場合は、何らかの病気の可能性があります。

    頭痛や頭重感には、基礎疾患が原因となっているものと、基礎疾患のないものがあります。

    よくあることだと気軽に考えていると、頭痛の背景には重篤な病気が隠れている場合もあります。

    頭痛や頭重感が続く場合、まずは身体疾患から調べることが必要です。

    基礎疾患が原因となる頭痛には、たとえば脳腫瘍や脳梗塞、脳出血など、脳内の病気が考えられます。

    脳神経内科や脳神経外科で、頭部CT、頭部MRIなどの検査を行って、脳疾患がないかを調べてみる必要があります。

     

     

     

     

    基礎疾患のない頭痛もある

     

    基礎疾患のない頭痛として、緊張型頭痛や片頭痛がよく知られています。

    緊張型頭痛は、頭を周りからぎゅっと締めつけられるような痛みや、頭がずっしりと重く感じるのが特徴です。

    無理な姿勢を続けたり、目や肩の疲れなどの身体的ストレスだけでなく、心配ごとや不安などの精神的ストレスから、頭部の筋肉が過度に緊張するために起こることがあります。

    片頭痛は、脈拍にあわせズキンズキンと痛むのが特徴です。

    階段の昇り降りや、激しい運動のあと、緊張がとけてほっとしたときなどに痛くなったり、太陽の光や音で痛みがひどくなったりします。

    詳しいメカニズムはわかっていませんが、脳血管の収縮と拡張で引き起こされると考えられています。

     

     

    ストレスやうつと深い関係がある可能性も

     

    チェックシート

     

    これらの頭痛は、ストレスやうつ病とも関係が深いといわれています。

    最近では、うつ病や不安障害と関係が深いセロトニンという神経伝達物質が、片頭痛にも関係していることがわかっています。

    逆に、頭痛に悩むことで抑うつ状態になることもあります。

    また、人は精神的に不安になると、痛みに対して過敏になるので、ますます頭痛がひどく感じられるということもあるでしょう。

    うつ病でも、抑うつ気分などこころの症状より、頭痛、肩こり、腰痛などの身体症状を強く感じることがあります。

    そのような場合、内科で頭痛の薬をもらったり、マッサージをしても、なかなか改善しないでしょう。

    うつ病の治療をすることで、次第に身体症状も軽減します。

     

     

    専門機関へ相談を。

     

    うつ病から起こる身体症状は、激しい痛みや、特定の部位の痛みというより、痛みの症状や部位がはっきりしない漠然とした不調感として感じられることがあります。

    ですから、このような痛みや不調感であっても大したことではないと思わず、専門機関に相談することが大切です。

     

     

     

     

    セルフケアも大切です。

     

    読書する女性

     

    うつ病までいかなくても、気分が落ち込む場合などは、セルフケアをしましょう。

    ゆっくり休む、好きなことをする、人と会うなど、ストレス解消方法は、人それぞれですので、自分にあったストレス解消の方法をもちましょう。

    リラックスすることが大切です。

     

     

    出典

    厚生労働省 こころの耳 「頭痛」

     

    監修者情報

    佐藤祐造 []

    名古屋大学名誉教授・健康評価施設査定理事長

    内科医、医学博士。名古屋大学大学院医学研究科修了。専門は内科・糖尿病学・スポーツ医学など。日本糖尿病学会理事、日本臨床スポーツ医学会会長、日本肥満学会会長などを歴任。著書に『糖尿病教室』(新興医学出版)ほか。

     

    ヘルスライフと目指す未来。小さなことを少しずつ。
    よい生活習慣を身につけることが健康への第一歩。