寒さが厳しくなってきました。
今年の冬、お財布も寒いのですが、気温も各地で大雪などの被害が出るほど寒くなってます。
そんな中で、気温とは逆に上がるのが光熱費。
収入減の人が多い中、頭の痛いことですね。
実際、光熱費ってどれくらいかかっているのでしょうか?
総務省の家計調査というものがあります。
光熱費とは、電気代、ガス代、水道代を足したものになっています。
2020年では下記のようになっています。
平均 | うち、電気代 | |
2020年1月から3月 | 13,605円 | 6,535円 |
2020年4月から6月 | 11,889円 | 5,916円 |
2020年7月から9月 | 9,844円 | 5,330円 |
一番高いのは、「エアコン」です。
冬、夏は特に高くひと月で2,000円くらい違いこともザラにあります。
2,000円というと2時間分のお時給になりますね。
これを節約するとちょっと大きいかもしれません。
夜、寝る時に寒いからと言ってエアコンをつけっ放しにして寝ることも多いのではないでしようか。
実際に、1日中エアコンをつけっぱなしにしておくとひと月に8,000円ほどかかるようです。
でも、意外に簡単な節約術を利用すると夜、エアコンやこたつなどをつけっ放しにしなくても温かく寝る方法があるのでご紹介します。
1. 雨戸を閉める
雨戸があれば、雨戸を閉めましょう。
これは意外に簡単なんですが、とても効果が高い方法です。
高級サッシは、ガラスが二重になっていて「ペアガラス」と呼ばれています。
雨戸を閉めることでこのペアガラス効果を生み出します。
一説では、冬に窓から流出してしまう室温は58%と大変大きく、室温の温かい空気は大半が窓から流出しているというデータがあります。
冷気流出対策としては、カーテンが挙げられていますが、雨戸なら、もっと確実に冷気の流出をシャットダウンできます。
自宅で実際雨戸を閉めてみましたが、確かに、かなり室温が違うことが感じられました。
普段、ファンヒーターを利用していますが、灯油の減りが遅くなったことも実感できましたし、何しろ、起床時「寒くて起きられない」ほど室温が下がることがなくなりました。
これが一番良かったかもしれません。
2. 湯たんぽを使う
「湯たんぽ」
聞いたことがない人もいるかもしれません。
実は、湯たんぽはとても優秀です。
お湯をいれれば朝まで快適な温かさをキープしてくれます。
さらに、寝る前に布団の中に入れておけば、布団全体が温かくなり、寝つきがよくなります。
特に、足が冷えるという方には最適です。
また、湯たんぽ(大)には2.2リットルほどのお湯を入れるのですが、このお湯もリサイクルで利用できます。
環境にも優しいのが湯たんぽです。
お湯を沸かすのが面倒な方には、充電式の湯たんぽもあるのでそちらをお勧めします。
形がブサイクでかわいくないかもしれませんが、使いやすく、安全で丈夫だと思います。
確かにかわいらしい形のものが多く、迷いますが、お布団の中にいれても安全で、朝まで温かく・・・をかなえてくれるのは、こういうタイプ。
タオルなどにくるむ、ベッドパットの下に置くなど直接皮膚に接触しないようにご利用ください。
低温やけどをする可能性があります。
充電して利用するタイプ
お湯を沸かす必要がなく、充電するだけで利用できます。
ちょっと小さ目なので、女性向きかもしれません。
電気アンカと比較すると乾燥がなく、ほっこり温まる感じです。
やってみた結果
1.雨戸を閉める
雨戸は、昔はどこの家でも寒さ対策として閉めていましたが、いつの間にか雨戸すらなくなってしまいました。
雨戸を閉めると確かに室温がかなり違うので、雨戸のある家は雨戸をしめましょう。
もし、雨戸がなければ、カーテンを厚くする、窓からの冷気流入を防ぐようにソファや家具を置くなどしても良いかもしれません。
私は、帰宅したら最初に雨戸を閉め、それから暖房を入れるようにしています。
一度試してみる価値はありますので、ぜひお試しください。
2.湯たんぽ
湯たんぽは、ほっこり温まるには最適です。
寝る前に布団にいれて、布団を温めるもよし、こたつのようにテーブルに布団をかけて中に入れれば、布団も足も温まります。
お湯の力、あなどれません。
わたしは、大きさを大小そろえて、寒さに応じて使い分けしています。
また、充電式湯たんぽは犬のお留守番時に利用しています。
充電式であれば、火事や電気コードの絡まり事故などもなく安心して利用できます。
犬もちゃんとわかっていて、湯たんぽの上でおとなしく寝ています。
というわけで
ちょっとした工夫で、冬も温かく過ごせてしかも、光熱費の節約までできてしまいます。
エアコンの稼働時間が減少した我が家。
来月の電気料金がちょっと楽しみです。
参考
監修者情報 名古屋大学名誉教授・健康評価施設査定理事長