気温が上昇すると食べたくなるのが「冷やし中華」。
あまり、ニガテな人がいない印象の食べ物です。
「冷やし中華始めました」の看板を見ると「あ、夏が来た」と感じる人も多いのでは?
今回は、冷やし中華についてのお話です。
監修者情報
名古屋大学名誉教授・健康評価施設査定理事長
7月7日は「冷やし中華の日」
冷やし中華は、暑い夏の象徴的な食べ物です。
そこで、暑さが本格的となる二十四節気の「小暑」が7月7日となることが多いため、この日が「冷やし中華の日」となりました。
実はご当地食の冷やし中華
冷やし中華にマヨネーズがついてくる地方とつかない地方があります。
一般的に、福島を中心にした東北~北関東、愛知を中心にした東海、北陸などの地域で、マヨネーズをかける文化が強いといわれています。
名古屋の甘味処「スガキヤ」がマヨネーズ冷やし中華の発祥と言われていますが、本当かどうか・・・。
また、からしをトッピングする地方とそうでない地方もあるようです。ちなみに、ごまだれが多いのは、北海道とのことでした。
冷やし中華の良いところ
冷やし中華の良いところは、何と言っても、具だくさんなことです。
ラーメンやうどん、そばを単品で注文するより、ビタミン、たんぱく質が豊富です。
スタンダードな冷やし中華で考えてみたとき、きゅうりやトマトから摂取するビタミンと食物繊維、卵、ハムから摂取できるたんぱく質。
たれも、酢やゴマなどが利用されているので、他の食品よりも摂取食品数が多くなります。
お昼ごはんに迷ったときには、ぜひ冷やし中華でバランスを整えましょう。
もし、何かを補うとしたら?
単品でも他の麺類と比較して、バランスの良い冷やし中華ですが、もし、補うとしたら、「乳製品」です。
チーズや牛乳などをデザートとして召し上がると、バランスがもっと良くなります。
もし、自分でたれを作るのであれば、「豆乳ゴマだれ」がお勧めです。
植物性のたんぱく質が豆乳で補強される上、ゴマからセサミンなども摂取できます。
暑い夏には日頃から栄養バランスを整えておきたいものです。
「あの日に帰りたい」
そんなアナタにヘルスライフ。