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    特定感染症保険

     

    秋から冬にかけて流行するインフルエンザ、怖いですね。

    特に2020年から猛威をふるい続けている新型コロナウイルス感染症と併発すると、健康に大きな悪影響を及ぼすとニュースで話題になっています。

    では、インフルエンザにかかったら、どのように行動すればよいのでしょうか?

    今回は、インフルエンザにかかってしまった時にやるべきことをご紹介します。

     

    監修者情報

    佐藤祐造 []

    名古屋大学名誉教授・健康評価施設査定理事長

    内科医、医学博士。名古屋大学大学院医学研究科修了。専門は内科・糖尿病学・スポーツ医学など。日本糖尿病学会理事、日本臨床スポーツ医学会会長、日本肥満学会会長などを歴任。著書に『糖尿病教室』(新興医学出版)ほか。

     

     

    インフルエンザにかかったら?

     

    体温計

     

    以前公開した記事では、インフルエンザ予防に効果的な食べ物や行動をご紹介しました。

    今回は、かかってしまった場合の行動やおすすめの食材をご紹介します。

     

    厚生労働省では、インフルエンザにかかったかもしれない場合、どのように行動すればよいかをまとめています。

     

    • 人混みや繁華街への外出を控え、無理をして学校や職場等に行かないこと
    • 安静にして、休養をとること。特に、睡眠を十分にとることが大切
    • 水分を十分に補給すること。お茶でもスープでも飲みたいものでOK
    • 高熱が出る、呼吸が苦しいなど具合が悪ければ早めに医療機関を受診すること
    • 咳やくしゃみ等の症状のある時は、飛沫感染対策として咳エチケットを徹底すること

     

    インフルエンザの主な感染経路は、咳やくしゃみの際に口から発生される小さな水滴(飛沫)による飛沫感染です。

    たとえ感染者であっても、全く症状のない(不顕性感染)例や、

    感冒様症状のみでインフルエンザウイルスに感染していることを本人も周囲も気が付かない軽症の例も少なくありません。

     

    したがって、周囲の人にうつさないよう、インフルエンザの飛沫感染対策としては、以下のような行動を心がけましょう。

    • 普段から皆が咳エチケットを心がけ、咳やくしゃみを他の人に向けて発しないこと
    • 咳やくしゃみが出る時はできるだけ不織布製マスクをすること
    • とっさの咳やくしゃみの際にマスクがない場合は、ティッシュや腕の内側などで口と鼻を覆い、顔を他の人に向けないこと
    • 鼻汁・痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨て、手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手を洗うこと

     

    また、小児、未成年者では、インフルエンザの罹患により、急に走り出す、部屋から飛び出そうとする、ウロウロと歩き回る等の異常行動を起こす恐れがあります。

    自宅で療養する場合、インフルエンザと診断され治療が開始された後、少なくとも2日間は、小児・未成年者が一人にならないなどの配慮が必要だそうです。

     

     

     

     

    インフルエンザにかかった時の食事

     

    インフルエンザにかかってしまった場合、休養を取るだけでなく、出来るだけ栄養を取り、体力を回復させること重要です。

    とはいえ、高熱が続くときは食欲がわかず、思うように食事が取れないものです。

    ここでは、インフルエンザにかかった場合に最適な食事をご紹介します。

     

     

    「消化の良い食事と水分補給」が重要

     

    インフルエンザの時には消化しやすい状態に調理されたもので、口当たりは柔らかく、滑らかなものが最適です。

    嘔吐や下痢など消化器系症状がみられる場合は、脱水症状を起こさないためにも、水分やミネラルを十分に補給する必要もあります。

    ここでは、食欲の有無別におすすめの食事を紹介します。

     

    • 食欲がある時
    • 食欲がない時

     

    <食欲がある時>

    食材を煮込んで柔らかくしたものなど、消化しやすい食事が好ましいです。

    おすすめは、野菜スープや雑炊など、具材を工夫することで栄養バランスのとりやすい料理です。

    さっぱりしたものが食べたい場合は、すりおろしたリンゴやゼリーがよいでしょう。

     

    <食欲がない時>

    インフルエンザにかかると、胃腸が弱くなります。

    無理して食べると、かえって気分が悪くなったり、吐き気をもよおしたりする場合があるため、無理に食べることは避けましょう。

    また、のどの痛みが強い時は、固形物は避け、イオン飲料や経口補水液、ゼリー飲料など、ミネラルやビタミンを補えるドリンクで水分補給をしっかり行いましょう。

     

    高熱がある時は、よく冷えた状態がおいしく感じます。

    しかし、冷たいものばかり飲んでいると胃腸が冷えて、お腹の調子を崩してしまう可能性があるので、出来るだけ常温に近い状態のものを摂取しましょう。

     

     

     

     

    インフルエンザの時はこんな食事に注意

     

    NO

     

    先述の通り、インフルエンザにかかると胃腸が弱くなります。

    そのため、食欲があっても普段と同じ食事をとることは控えましょう。

    特に脂っこいものや食物繊維を多く含むものは、消化の際に胃腸に負担をかけてしまいます。

    また、辛い食べ物やコーヒー・紅茶などのカフェインを含む飲み物は胃腸に刺激を与えてしまいます。

    さらに、柑橘類など酸味が強いものは吐き気をもよおしてしまいます。

    こういった食事には、注意が必要です。

     

     

    参考

    厚生労働省 インフルエンザQ&A

    厚生労働省 季節性インフルエンザワクチン接種時期ご協力のお願い

    健栄生活 インフルエンザにかかったときにおすすめしたい食事のコツと、予防に効果的な食べ物を紹介