目をかく男性

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    朝、起きたら目がゴロゴロ。鏡を見たら、目が真っ赤に!

    と、びっくりしたことはありませんか?

    良くあるケースは「結膜下出血」です。どうしてこんなことになったのでしょう?

     

    監修者情報

    佐藤祐造 []

    名古屋大学名誉教授・健康評価施設査定理事長

    内科医、医学博士。名古屋大学大学院医学研究科修了。専門は内科・糖尿病学・スポーツ医学など。日本糖尿病学会理事、日本臨床スポーツ医学会会長、日本肥満学会会長などを歴任。著書に『糖尿病教室』(新興医学出版)ほか。

     

    気がついたら真っ赤な目に

     

    結膜とは、目を正面から見て白目の部分を覆っている膜を眼球結膜といいます。

    結膜には、多数の小さな血管が存在しています。

     

    結膜下出血とは、結膜下の小さい血管が破れて出血したもので、白目の部分がべったり赤く染まります。

    多少、目がゴロゴロしますが、痛みなどはありません。

     

    原因は様々で思い当たる誘因がなくても出血します。

    結膜下の出血では、眼球内部に血液が入ることがないので、視力の低下の心配はありません。

     

    目の構造

     

     

     

     

    治療が必要?

     

    出血は1~2週間ほどで自然に吸収されることが多いのですが、強いものは2,3ヶ月ほどかかってしまいます。

    しかし、いずれは自然に吸収されるため、ほとんどの場合は心配がありません。

     

     

    気をつけたいことは・・・

     

    以下のような症状なら必ず受診をしていただきたい場合があります。

     

    ① 外傷(ケガ)の場合

    ② 痛みやかゆみ、目やにを伴う場合

    ③ 頻繁に繰り返す場合

    ④ 熱を伴う場合

     

    多くの場合は、様子を見ても大丈夫な結膜下出血ですが、上記の場合は、必ず受診しましょう。

     

    目の充血

     

     

    結膜下出血の症状

     

    出血の程度は、小さな点状のものから、眼球結膜全体を覆う広汎なものから血腫を作るものまでさまざまあります。

    自覚症状は、通常ではほとんど痛みやかゆみ、目やになどの症状を伴いません。

    視力低下、視野狭窄などもありません。

    症状の経過としては、1~2週間で自然吸収されて、きれいな白目に戻ります。

     

    ただ、外傷(ケガ)後、吸収が遅いときには、眼科を受診をしてください。

     

    ※ 出血と充血の違いとは、

    出血は、血管が破れて血液が出たもので、血管の走行が見えない状態です。

    一方、充血は細い血管が拡張したもので血管の走行が確認できる状態です。

     

     

    結膜下出血の原因

     

    結膜下出血の原因は色々ありますが、以下の3つに分けられます。

     

    ①目局所の要因

    ②全身性疾患

    ③原因不明

     

    ①目局所の要因

    急性結膜炎に伴っておこります。そのほか、流行性角結膜炎なども要因となります。

    痛み、目やに、涙が増えるなどの自覚症状がある場合には、眼科を受診し、他の人に移さないようにしましょう。

     

    ②全身性疾患

    動脈硬化、高血圧、糖尿病などの生活習慣病のほか、腎炎や出血性素因でも起こります。

    繰り返し結膜下出血になる人は、これらの疾患の疑いがあるため、内科受診をお勧めします。

    これらの疾患に起因する出血は失明につながる恐れがあり、注意が必要です。

     

    ③原因不明

    誘因がはっきりしないものが多いですが、くしゃみ・咳、過飲酒、月経、水中眼鏡の締めつけすぎがあります。

     

     

     

     

    ワンポイントアドバイス

     

    蒸しタオルで温めると、出血を早く吸収させることが出来ます。

     

     

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