健康・ダイエットのトレンドとして
注目を集めているファスティング。
ファスティングは
食事を制限して体内のデトックスを促し、
新陳代謝を活性化させる効果があるといわれています。
そこで、今回は
ファスティングを初めて行う人にもおすすめの
「週末ファスティング」に焦点を当てて、
ファスティングの効果や具体的な方法をご紹介します。
40代でもできるファスティングダイエット
ファスティングとは、簡単にいうと「断食」です。
食べるものが溢れている現代は、
砂糖や動物性タンパク質、脂質、食品添加物などを
必要以上に摂取している可能性があります。
そのような食生活を送っていると、
消化器官はフル稼働して疲弊してしまいますよね。
ファスティングは、この消化器官を休ませて、
腸内環境の改善や代謝向上が期待できる方法です。(※1)
週末ファスティングダイエットのすすめ
ファスティングは
体重が減少するのはもちろんですが、
腸内環境を整えることで
太りにくいからだ作りにつながるといわれています。(※1)
しかし、ファスティングに慣れていないなかで
急に長期間の断食をすると、ストレスでかえって
暴飲暴食につながる可能性があります。
そこで、初めて挑戦する場合は
「週末ファスティング」を実践してみましょう。
平日は仕事などでなかなかファスティングに
集中できないかもしれません。
しかし、週末ファスティングは
金〜日曜日の3日間で行うため、
初めてのファスティングでも
チャレンジしやすいのでおすすめです。
週末ファスティングダイエット方法
ファスティングを始めよう! と決めても、
いきなり断食をしてはいけません。
ファスティングは
「準備食」「断食」「回復食」
の順序で行う必要があります。
とくに「準備食」と「回復食」を
きちんと取り入れないと、
内臓に負担がかかってしまい、
断食後にリバウンドどころか、
かえって体重が増えてしまう可能性があります。
金曜:準備食
断食に向けて体調を整える日です。
食事は消化しやすいもの(スープや雑炊など)を
腹5分目程度を目安に摂取します。
脂っこい食べ物やアルコール、カフェインなど、
内臓に負担がかかる食べ物は避けましょう。(※2)
土曜:水分・酵素ドリンクまたはプロティン
準備食を経て、いざ断食です。
しかし、断食といっても
「完全に何も口にしない」のはいけません。
脱水症状を起こさないためにも
水でこまめに水分補給を行います。
また、食事の置き換えとして、
酵素ドリンクやプロテインなどを取り入れてみましょう。(※3)
日曜:回復食
断食をした翌日は回復食を準備します。
せっかく断食しても、その後に
高カロリーなものを食べてしまうと
内臓にかなり負担をかけてしまうだけでなく、
体重も一気に増えてしまいます。
つまり、ファスティングは
この回復食がとても大切なのです。
簡単に用意できて消化しやすい、
おかゆや具なしのお味噌汁がおすすめですよ。(※4)
ファスティングで気をつけること
現在通院中の人や
これまでに大きな病気にかかったことがある人は、
無理な断食は行わず、
医師による指導を受けながら適切に行ってください。
また、持病などがない場合でも、
からだに違和感や不調があらわれたら
速やかに断食を中断しましょう。
ダイエットでお悩みには漢方薬もおすすめ
ダイエットは、食事制限だけでなく
漢方薬の使用もおすすめです。
漢方薬は、
「脂肪太り」「水太り」「ストレス太り」などの症状に
効果が認められています。
からだの根本にからアプローチするので、
太りにくく、痩せやすい体質を目指せますよ。
毎日決められた量を飲むだけなので、忙しい日々でも
取り入れやすいのが嬉しいポイントです。
ダイエットには、
下記のような働きのある漢方薬を選びましょう。
■代謝を上げて運動の効率をよくする
■余分な脂肪の吸収を抑える
■脂肪を燃焼しやすくする
■水分の循環をよくして水太りを改善する
■自律神経を整えてストレス過食を防ぐ
<ダイエットにおすすめの漢方薬>
防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)
脂質代謝機能を改善し、
ため込んでいる脂肪を減らすのに役立ちます。
おなかの脂肪が気になる人や
便通が悪い人におすすめです。(※5)
防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)
水分代謝を促して、
むくみや水太りに働きかける漢方薬です。
疲れやすく、汗かきの人におすすめです。(※6)
スマホで気軽に専門家に相談できる
「あんしん漢方」のような、
オンライン個別相談も話題です。
あんしん漢方はAI(人工知能)を活用し、
漢方のプロが効く漢方を見極めて
自宅に郵送してくれるオンライン漢方サービス。
スマホで完結できるので、
対面では話しづらいことも気軽に相談できますよ。
お手頃価格で不調を改善したい方は、
医薬品の漢方をチェックしてみましょう。
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ファスティング成功のカギはルールを守ること
ファスティングの効果を最大限に出すには、
準備食や回復食を怠らずに行うのが大切です。
まずは週末ファスティングから始めて
「自分のからだに合っている」と感じたら、
期間を延ばして実践するのもいいでしょう。
ただし、無理は禁物です。
体重の減少が嬉しくて、
つい頑張ってしまうかもしれませんが、
不調や違和感を感じたら速やかに中断してくださいね。
<参考サイト>
(※1)「ファスティング」医療法人 真樹会 千里中央スキンクリニック 皮膚科美容皮膚科
(※2)「必見!ファスティングの準備食について」日本メディカル心理セラピー協会
(※3)「ファスティング中の飲み物は?見えるところに貼って自分を励まそう!」日本メディカル心理セラピー協会
(※4)「ファスティングの回復食は定食系!絶対失敗しない回復食の選び方とは」一般社団法人臨床栄養医学協会
(※5)「ツムラ防風通聖散エキス顆粒(医療用)」くすりの適正使用協議会 くすりのしおり
(※6)「ツムラ防已黄耆湯エキス顆粒(医療用)」くすりの適正使用協議会 くすりのしおり
<この記事を書いた人>
ヨガインストラクター・ライター
高橋かなこ
2021年よりRYT200(全米ヨガアライアンス認定)修了インストラクターとしてオンラインを中心に幅広い年齢層へのヨガレッスンを担当。企業での事務経験から、デスクワークで疲れた部位や崩れた姿勢のためのレッスン組み立てを得意とする。
自身のダイエット成功経験から、美しい体を作るためには食の大切さや思考も大切だと痛感。同じように悩む人に向けて精力的にメディアでの情報発信を行う。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行っている。
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