ワインの産地といえば、フランスをはじめとしたヨーロッパをあげる方も多いですね。
最近では、チリなど南米のワインもよく見かけるようになりました。
近年では、「日本ワイン」というジャンルが新たにできて、ワインファンの注目を集めています。
今回は、そんな日本ワインのご紹介です。
監修者情報 名古屋大学名誉教授・健康評価施設査定理事長
「日本ワイン」って?
これまで、日本で醸造されるワインは「国産ワイン」や「日本ワイン」などさまざまな呼び方をされていました。
そこで、国税庁が定める「果実酒等の製法品質表示基準」によって「日本ワインとは、
国産ぶどうのみを原料とし、日本国内で製造された果実酒」と基準が設けられ2018年から適用されました。
今までなかったの?
「日本ワイン」とは、国産ぶどうのみを原料とし、日本で製造されたワインのこと。
一方で、以前からある「国内製造ワイン」と呼ばれるものが多いです。
国内製造ワインは、ぶどう以外の果実を用いたいわゆるフルーツワインや、海外から輸入した濃縮ぶどう果汁などを使用し、国内で製造されたワインを指します。
このように表示基準によって明確にルール化されたことで、国内で流通するワインは(1)日本ワイン(2)国内製造ワイン(3)輸入ワイン の3つに区分されました。
日本でワインを作れるの?
日本ワインの生産量、ワイナリーの数は、ともに山梨県が最も多く、次に長野県、北海道と続きます。
山梨では古くからぶどうの生産とワインの醸造が行われ、国税庁の定める「GI(Geographical Indication)地理的表示制度(お酒について正しい産地であることと一定の基準を満たして生産されたことを示す制度)」に日本で初めて認定された地域でもあります。
ワイン醸造が盛んなヨーロッパでは、原料となるぶどうが栽培された地域の気候や土壌の特性によってワインの個性が決まると考えられています。
日本国内では山梨県と北海道が地理的表示の登録を受けたことで、品質が保証された地域ブランドが確立されました。
国内でワイナリー巡りができる
長野県や山梨県では、ワイナリー巡りを楽しめます。
季節が良いと、「シャインマスカット」などの高級フルーツ食べ放題などと組み合わせてワイナリー巡りもできるので大人にもこどもにもとても楽しいツアーになります。
特に、長野県の塩尻市では、アットホームなワイナリーが多くあります。
しかも、ワイン自体がとても飲みやすくておいしい。
デパ地下などでさんざん迷った挙句に「これだ!」と思って購入したワインが口に合わなかった・・・そういう経験はありませんか?
ワイナリーであれば、いろいろ試飲をすることができますし、そういった「あーあ」といった残念な経験は少なくなりますよね。
おすすめは
個人的には甘くない、飲みやすいワインが好きです。
海外のワインと風味や味が違うので飲みやすいのではないかと思います。
五一わいん エコノミー Economy 白 1800ml 1本 [ やや甘口 ]
ワイン初心者に絶対おすすめ。
舌にピリッとくる感じもなく、するっと飲める。
どちらかというと女子が好きなタイプかもしれません。
一升瓶loveです。
個人的には、五一わいんさんとてもおすすめです。
ワイナリーも素朴でいい感じです。一升瓶で購入できるので、カキ小屋とかで集まる時には重宝します。
かなりお値打ちなものをご紹介させていただいておりますが、五一ワインさんは、あの高級ワイン「貴腐」も作るワイナリーです。
赤がおすすめなのは井筒ワイン
赤はここがおすすめです。
五一ワインさんよりもしっかり、しっとりしてるような気がする・・・。
もちろんロゼもよい感じです。
井筒ワイン 無添加 生にごりワイン コンコード赤(やや甘口) 720ml
こちらの赤はまた、初心者様におすすめです。優しい味わいでまろやかなのが特徴です。
ワイナリーはなんと五一ワインさんのはす向かい。
そして、車で3分のところに信濃ワインさんもあるという贅沢なロケーション。
もちろん 全部回るのがルーティーン。
ワインなんて飲んだことない!
という超初心者様におすすめなのがアルプスワインさんの信州ナイアガラです。
白も赤もどっちも同じように「甘い」です。
でも、その分、味がしっかりこっくりしている感じがします。
個人的には、今回のおすすめの中では一番初心者向きかなと思います。
といっても、私もソムリエでもなんでもないので、個人の感想として参考にしてください。
アルプス 無添加信州ナイアガラ [ 白ワイン 甘口 日本 720ml ]
実は、アルプスワインさんはジュースも出されておりまして、こちらのジュースも美味でした。
ワイナリーに行くと、運転者はワインが飲めないのでジュースを提供していただくのですが、こちらのワイナリーさんのジュースはとてもおいしかったです。
お酒は20歳になってから。
未成年の方の飲酒は避けてくださいね。
また、運転する方も飲んではいけないので、ワイナリー巡りは運転手さんを連れてお来しください。
今回は、ソムリエでもなんでもない1市民がおすすめしたワインであることをご了承ください。
お酒は楽しく飲みましょう。
出典