夏の社会人はお疲れ目
疲れ目は、頭痛や肩こりの症状を招くことが知られています。
予防するには、日ごろから食事バランスの改善が必要になります。
特に目に効果のある「目のビタミン」とも言われるのは、ビタミンAです。
ビタミンAは、光を感じる分子のロドプシンの主成分です。
ビタミンAは、他にも目の粘膜を潤す、網膜を健康に保つなど目に優しいビタミンです。
脂溶性であるため、油脂と一緒に摂取すると吸収力が高くなります。
もちろんブルーベリーも!
ベリー系は、アントシアニンが豊富です。
目にいいといわれるブルーベリーや黒豆などに含まれるアントシアニンは網膜で視力に関係する色素ロドプシンの再合成を活性化します。
また、ホタテの貝柱やイカ・タコに多いタウリンは、網膜細胞の機能を正常に保ち、いずれも目の疲れを緩和する働きがあります。
適度な休憩とリフレッシュ!
PCめがねには、頭痛軽減効果も期待できます。
疲れ目には、バランスの取れた栄養とともに、目の休養がとても重要です。
目の疲れを放置しておくと、頭痛や肩こり、首の痛みの原因となることもあるので、適度な休憩やリフレッシュを心がけ、目に負担をかけないようにパソコンを利用する際にはPCめがねをかけるなどの工夫も必要です。
ビタミンAの効果的な摂取方法
ビタミンAは、卵、牛乳、チーズ、レバーのほか、緑黄色野菜にもカロテンの形で多く含まれます。
緑黄色野菜は、オイルをかけるか少量の油で炒めましょう。
アントシアニンは、黒米にも豊富に含まれます。白米に混ぜて炊きましょう。
◆ポイント
①ビタミンAの多い肉や魚を食べましょう。
②赤・オレンジの野菜を少量の油と一緒にとりましょう。
③ブルーベリーなどをデザートにとりましょう。
健康診断での視力検査結果を確認してみましょう。
だんだん、視力が落ちてきてはいませんか?もしくは、見えにくくなってはいませんか?
めがね店の店頭で視力検査ができるところもありますね。
また、視力検査ができるウェブなどもあります。
時々チェックしてヘルス×ライフで結果を記録しておきましょう。
参考
あたらしい栄養学 高橋書店
監修者情報
名古屋大学名誉教授・健康評価施設査定理事長
ドクターがすすめる日々の健康管理法。
毎日の健康管理はヘルスライフで歩数を確認することから。