ねばねば野菜は栄養満点!食べて残暑を乗り切ろう!

オクラ

 

残暑も年々厳しさを増し、2020年は最高気温が40度を超える日もあるなど、「残暑バテ」を経験する方も多くいらっしゃいます。

残暑バテの主な症状には食欲不振や全身のだるさなどがあり、風邪を引いてしまう場合もあります。

今回は「残暑バテに効くと感じる野菜」の上位にも入ったオクラをはじめ、スタミナたっぷり! 

栄養満点の「ねばねば野菜」をご紹介いたします。

 

 

ねばねば野菜代表はオクラ

 

「ねばねば野菜」の代表とも言えるオクラは、栄養も豊富で、ビタミンやカルシウムが多く含まれています。

莢を切った時のねばねばは、ペクチンと呼ばれる成分で、胃の粘膜を保護したり、糖分の吸収を抑えたりする効果があります。

また、緑や赤色の品種があり、莢の形状は「5角種」「丸莢種」「多角種」の3種類あります。

ほかの食材とも相性がよく、料理の幅も広がります。

 

 

ねばねば3兄弟

 

1.モロヘイヤ

 

モロヘイヤ

 

ビタミン、カルシウム、鉄分などがほかの野菜に比べて豊富で、葉を刻む時に出る独特のぬめりとクセのない味が楽しめます。

  • 夏野菜の代表とも言えるトマトと合わせてス-プにしたり、納豆や長芋と合わせたりしてもおいしい。

 

2.ツルムラサキ

 

ツルムラサキ

 

カルシウムが豊富で、加熱すると粘りが出て独特のぬめりがおいしい青菜。

  • おひたしやお味噌汁の具材、豚肉と相性がよいのでスタミナ料理にぴったり!

 

3.おかのり

 

おかのり

 

ビタミンやカルシウムが豊富で、葉は火であぶるとのりのような食感になり、ゆでると粘りが出ます。

  • 苦みやクセがないので、天ぷらや油いため、酢の物など料理の幅が広い。
  • のりのように食材を包んで包み揚げにするのもおいしい。

 

ねばねば野菜には、カリウム、ペクチンなど体の調子を整える成分が含まれています。

水分や冷たいものを摂りすぎた日の夕食などに少し添えてみることから始めてみてはいかがでしょうか。

 

 

出典

タキイ種苗HP「2019年度 野菜と家庭菜園に関する調査」

 

監修者情報

佐藤祐造

名古屋大学名誉教授・健康評価施設査定理事長

 

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