南から北までお米の国ニッポン
おいしいお米は幸せと笑顔をもたらします。
日本では、その土地の土や水、気候に合わせて、さまざまな種類の米が生産されています。
南北に長い日本では、その土地の気候や風土に合わせた作物が生産されていますが、米は北海道から沖縄までの各都道府県で栽培されている数少ない農産物です。
病害虫や冷害に強いもの、収穫量が多く食味の良いものなど、多種多様な品種が開発され、主食用、酒米用などと合わせると、実に500種以上が作られてきました。
そうした中、1956年に福井県で誕生した「コシヒカリ」は、甘みと粘り気が強く、冷めてもおいしいことから多くの人に好まれ、日本各地で生産されるようになりました。
79年から現在に至るまで、作付面積1位となっています。
用途にあわせてワインのようにセレクトする
五ツ星お米マイスター・西島豊造(とよぞう)さんがセレクトした用途別のお米です。
最近では、カレーライス向き、チャーハン向きなどのお米も登場しています。
西島さんは「将来 お米もワインのように料理に合わせてセレクトされるようになるのでは」と。
お米の多彩な味を楽しめるのも嬉しいですね。
農林水産省 aff 2016.1より
おいしく炊く
おいしく炊くには、「上手に研ぐ」ことがポイントになります。
最近のお米は、精米機能が向上したため、”ゴシゴシ研ぎ”は昔の話。今は汚れを取るだけでOK。
やさしく洗い、研ぎすぎないことが重要です。
1回目に洗米する際には、浄水器の水やミネラルウォーターなどを利用するとさらにおいしく。
保存にも一工夫
お米は冷蔵庫で保管したいものですね。
米は高温多湿に弱く、空気に触れると劣化します。
乾燥しやすく、周囲のにおいを吸着しやすいのも特徴。
米袋には、どれも基本的に小さな空気穴があいていて、密閉状態にはなっていません。
そこで、1回に炊く分の量を保存用密閉袋に入れ、1週間分を目安に冷蔵庫の野菜室で保存するのがおすすめです。
農林水産省 aff 2016.1より
日本の食卓に欠かせない米
脳の栄養にもなる糖質が栄養分の主体です。
そのため、糖質ダイエットでは、嫌われてしまうこともありますが、人間に欠かせないエネルギーです。
バランスよい食事をめざして今日も楽しく食べましょう。
出典
監修者情報
名古屋大学名誉教授・健康評価施設査定理事長
血液検査でわかります。
あなたが何をどれだけ食べていたのか。
健診結果の変化は記録をしなきゃわからない。
血液検査を記録しよう。