日本人の食生活を支えてきたお米。
米粉は文字どおり、お米を粉にしたものです。
私たち日本人は、古くから白玉粉、もち粉など米粉を活用してきました。
けれどそれは、ごく一部の活用法でしかありません。
ここ数年、米粉のパンやケーキ、麺類など、新しい米粉製品が話題になっています。
今回は、とれたて新米の季節にちなみ改めて知られざる米粉の可能性に注目してみたいと思います。
米粉の原料
米粉とは、文字通り米を砕いて粉状にした食材のことです。
国内生産されている米粉の多くはうるち米やもち米の白米を原料としていますが、玄米の状態で粉砕したものや、酒米を磨く時に出る粉を米粉として利用している製品もあります。
海外では、インディカ米や赤米などを原料とした米粉も作られており、その種類はさまざまです。
米粉と小麦粉の違いは?
麦を原料とする小麦粉には「グルテン(グリアジンやグルテニン)」というたんぱく質の一種が含まれていますが、米粉には含まれていません。
グルテンはパンづくりにおいて、生地の弾力や粘りの元となる重要な成分ですが、一方で体質によってはアレルギー源となる可能性もあります。
そのため、グルテンを含まない米粉は「ノングルテン・グルテンフリー食材」として注目が高まっています。
米粉の種類は?
うるち米を原料としている粒子が粗い「上新粉」や、もち米から作る「もち粉」「白玉粉」「寒梅粉」「道明寺粉」は、日本では主に和菓子の材料として古くから親しまれてきました。
近年、製粉技術が進んだことで米をより細かく粉砕できるようになり、粒子の細かい米粉が販売されるようになりました。
それにより、洋菓子やパンづくりなど用途が大幅に広がり、人気が高まっています。
米粉は高い栄養価のヘルシー食材
アミノ酸バランスに優れた米の高い栄養価を、ごはんとは違う食べ方で摂取できるのが、米粉の魅力の一つ。
また、小麦粉に比べて油の吸収率が低いので、揚げ物に使うと冷めてもサクサク感が長く続き、さっぱりヘルシーな仕上がりに。
他にも、小麦粉より消化が良く、胃もたれしにくいなどの特徴があります。
米粉の選び方
米の粒子の細かさや米に含まれる成分によって、パン用や麺用、菓子用など用途が異なります。
小麦粉の代用品として料理に使うなら、粒子が細かいものがおすすめです。
ほかにもこんないいことが
米粉だとケーキを作るにも小麦粉のようにふるわなくていいし、小麦アレルギーの子もみんなと同じケーキが食べられます。
アマゾンのCMでやっていたように、小麦アレルギーの子供も米粉で作ったパンであれば、みんなと一緒に食べられます。
カレールウを作るときも、炒めなくていいのでラクチンです。
最後に水溶き米粉を溶かすだけでOKです。
ダマにならないし、脂肪分も抑えられてヘルシーです。
天ぷらの衣に使うとさっくり揚がるし、衣も少なくて済むのだとか・・・・
でも、なんにしろ、みんなが一緒に同じものが食べられるってステキです。
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農林水産省 aff 2020年11月 広がる米の可能性 カラダにやさしい「米粉」の魅力
監修者情報 名古屋大学名誉教授・健康評価施設査定理事長