上昇

    特定感染症保険

     

    厚生労働省の「患者調査」によると、平成26年の糖尿病の患者数は316万6,000人となり

    前回(2011年)調査の270万から46万6,000人増えて、過去最高となりました。

     

    糖尿病は50歳を超えると増えはじめる病気とされています。

    実際、70歳以上では男性の4人に1人(22.3%)、女性の6人に1人(17.0%)が糖尿病とみられています。

     

    監修者情報

    佐藤祐造 []

    名古屋大学名誉教授・健康評価施設査定理事長

    内科医、医学博士。名古屋大学大学院医学研究科修了。専門は内科・糖尿病学・スポーツ医学など。日本糖尿病学会理事、日本臨床スポーツ医学会会長、日本肥満学会会長などを歴任。著書に『糖尿病教室』(新興医学出版)ほか。

     

     

    自覚症状がなく進行する糖尿病

     

    糖尿病は運動不足、過食、加齢、ストレス、肥満、遺伝因子などにより、

    インスリン(血糖値を下げるホルモン)作用が不足して、血糖値が高い状態が持続することにより起こります。

    血糖値が高い状態は、初期段階では自覚症状がありません。

     

    しかし、その状態を放置していると神経障害、腎症、網膜症、虚血性心疾患、歯周病、足病変などあらゆる血管に障害をおこし合併症を引き起こす危険な病気です。

     

     

     

     

    アルコールとの関係は?

     

    ワイン 

     

    飲酒による肝機能障害(脂肪肝、肝炎、肝硬変)は、高中性脂肪血症や肥満症、膵炎などを引き起こし、糖尿病の発症に影響します。

     

    アルコールは、以下の作用があります。

    ① 胃を刺激し食欲を増進させる

    ② 低栄養で高カロリー

    ③ 血流やインスリン分泌を悪化させる

     

    糖尿病の方や予備軍の方とは相性がよくありません。

    そのため、残念ですが糖尿病患者は禁酒が原則になります。

     

     

    上手なアルコールとの付き合い方

     

    飲み

     

    アルコールと上手に付き合う条件は、以下の通りです。

    ① 長期にわたり良好に血糖コントロールをする

    ② 糖尿病の合併症を予防する

    ③ 脂質異常・肝機能障害を予防する

    ④ 決められた量を守って飲む(適正飲酒)

     

    主治医の許可で飲酒が出来る患者様もいます。

    これらは、一般の方にも適応できる生活習慣ですので、飲酒の目安にしてください。

     

     

     

     

    適正な飲酒量

     

    休肝日

     

    厚生労働省の健康日本21では、純アルコール20g相当が適度な飲酒とされています。具体的には、下記の量に相当します。

    日本酒 1合 ビール 中ビン1本(500ml) チューハイ 1本(350ml) 焼酎 コップ1/2(100ml) ワイン 小グラス2杯(200ml)

    少量の飲酒で顔面が紅潮するなどアルコール代謝の低い人、女性、65歳以上の方はより少なめをこころがけ、週に二日以上は休肝日をとりましょう。

     

    糖尿病は、生活習慣改善により予防することが可能な病気です。

    一年に一度の健診結果をヘルス×ライフで適切に管理し、健康な毎日をお過ごしくださいね。

     

     

    出典

    2017年患者調査の概況 (厚生労働省)

    四日市アルコールネットワーク  「糖尿病とアルコール」

    糖尿病ネットワークHP

     

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