日焼けをすると・・・
まぶしい日差しにはサングラスをしましょう。
紫外線を浴びると、体内に活性酸素が発生し、皮膚細胞を酸化させてしまいます。
活性酸素は、しみやシワの原因となるだけでなく、皮膚がんの原因となり、目に悪影響を及ぼして、結膜を傷つけたり、白内障を発症させたりします。
紫外線の害を防ぐには、皮膚の健康や粘膜を保護するビタミンB2(豚レバー、牛乳、卵、いわし、ウナギなどに含まれる)ビタミンC、E、
カロテン(緑黄色野菜に多く含まれる)、鉄、葉酸などの抗酸化作用の高い栄養素を摂ることが大切です。
他にもこんな栄養素が効く!
活性酸素の除去を積極的に行います。
植物の色素やアクの成分であるポリフェノールも活性酸素対策には効果絶大です。
ポリフェノールとは、緑茶に多く含まれるカテキンや、ゴマに含まれるセサミノールなどが代表的なポリフェノールです。
また、カロテノイドにも、紫外線や活性酸素を除去する働きがあります。
カロテノイドとは、トマトに多いリコピン、緑黄色野菜に多いβカロテンやルテインなどの総称です。
活性酸素対策以外では、肌にハリや潤いを与えて肌の健康を保つことです。
これには、鶏手羽、レバー、カレイなどに含まれるコラーゲンを補給することです。
肉や魚のゼラチン質には、コラーゲンがたくさん含まれています。
主菜向きの食材ですので、野菜と合わせて食べましょう。
参考
あたらしい栄養学 高橋書店
監修者情報
名古屋大学名誉教授・健康評価施設査定理事長
ヘルスライフと目指す未来。
小さなことを少しずつ。よい生活習慣を身につけることが健康への第一歩。