10月4日は「イワシの日」 イワシの栄養と効果的な調理法の紹介

イワシ

 

今回は、「もっと早く知っていたら!」という情報や読み終わったら「なんだか健康になりたくなる」そんな情報をお伝えしていきます。

 

 

なぜ10月4日?

 

小魚

煮干はビタミンDが豊富です。

 

10月4日は「イワシの日」です。「1(イ)」「0(ワ)」「4(シ)」の語呂合わせから、

一般社団法人いわし普及協会が平成元年(1989年)にイベントを開催したのが由来とされています。

 

しらす

高級なちりめんもイワシです。

 

 

実はイワシだったという話

 

イワシというと通常はマイワシを指します。  

ただ、イワシはとても種類が多く、めざしや丸干しは、ウルメイワシ。出汁に使われる煮干は、カタクチイワシ。

大根おろしと一緒に食べるとおいしい「ちりめん」「しらす干し」はカタクチイワシの稚魚です。

食卓でよく見かける魚が実はイワシだったというのは、よくある話。

しかも、成魚より稚魚のほうが高価なのも、イワシの特徴。

 

 

イワシの栄養

 

イワシの健康効果をあげると、動脈硬化予防、脳梗塞予防、心筋梗塞予防、高血圧予防、糖尿病予防、ガン予防、骨粗鬆症予防、認知症予防とたくさんあります。

特に、“入梅イワシ”と呼ばれる、6―7月のイワシは、脂がのって美味しく、さらに魚油(EPA・DHA)などの夏の健康を保つ栄養素がたっぷり含まれています。

春(3月から4月)に比べ入梅イワシは、血液中の中性脂肪を減ら し、悪玉コレステロールを減らす効果のあるEPA含有量が約6倍になります。

 

 

効果的なメニューとは

 

アヒージョ

アヒージョは油脂に溶けたDHAも一緒に摂取できます。

 

イワシに含まれる魚油(EPA・DHA)には、中性脂肪や悪玉コレステロールの値を低下させ、動脈硬化を強力に予防する効果があります。

(女子栄養大学)最新の研究で、イワシのがんを予防する効果が倍増する食べ方がわかってきました。

それは、丸干しをオリーブオイルと一緒に食べること。ちょっと味の想像がつきにくいですね。  

しかし、丸干しは内臓にがんを予防するビタミンDがいっぱい詰まっています。

ビタミンDは、脂溶性のため、オリーブオイルを少しかけて食べると吸収がよくなるということです。  

おすすめは、3日に一度 小さめの丸干し3尾(60g)をオリーブオイル大さじ1杯と一緒に食べることです。

アヒージョなどもいいですね。

 

 

出典

イワシの健康効果 女子栄養大学栄養学部教授 医学博士 鈴木平光
統計局HP なるほど統計局

 

監修者情報

佐藤祐造

名古屋大学名誉教授・健康評価施設査定理事長

 

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