病院

    特定感染症保険

     

    「最初は、ただの夏かぜだと思っていました。でもまさか、自分が重症患者になるなんて。」

     

    新型コロナウイルスに感染し、回復したAさんからお話を伺うことができました。

    「報道されているような症状がすべて当てはまるわけではなかった。」と語るAさん。

    体験談から、わたしたちが注意した方がいい新型コロナウイルスの初期症状について考えていきます。

     

    監修者情報

    佐藤祐造 []

    名古屋大学名誉教授・健康評価施設査定理事長

    内科医、医学博士。名古屋大学大学院医学研究科修了。専門は内科・糖尿病学・スポーツ医学など。日本糖尿病学会理事、日本臨床スポーツ医学会会長、日本肥満学会会長などを歴任。著書に『糖尿病教室』(新興医学出版)ほか。

     

    風邪だと思い込んでいた

     

    1日目

    夏のある日、少し身体がだるいなと感じました。

    小さな子どもがいるのですが、その子が数日前から鼻水を出していたので、「ああ、あの子の夏風邪がうつったかな」くらいに軽くとらえていました。

    妻も上の子たちも、特に風邪の症状はありませんでした。

     

    2日目

    ちょうど週末だったので、1日寝ていることにしました。

    身体のだるさはありましたが、咳や熱もありませんでした。

     

    連日、新型コロナウイルスは高熱が出たり、味覚に異常が出たりすると報道されていたので、コロナに関しては全く心配していませんでしたね。

    今振り返ってみても、味覚に関しては何も変化がありませんでした

     

    3~5日目

    上の子たちが夏休みだったため、家族でキャンプでもしようと元々休みを取っていました。

    家族には「お父さん、なんで寝てるの!キャンプ行こうよ!」と散々な目で見られてしまいましたが、家で寝て過ごしました。

     

    風邪だったら病院には行かず、寝て治すという人も多いですよね。

    わたしもそのタイプなので、家族には申し訳なかったですが、「寝ていれば治る、早く治そう」と思っていましたね。

     

     

     

     

    寝ても治らない風邪

     

    6日目

    この日も身体のだるさが続いていました

    熱も喉の痛みもなかったのですが、「さすがにこんなにだるさが続くのは何か変だな」と思い、近くのB病院へ行くことにしました

     

    その病院では“夏風邪”という診断でした。

     

    咳が出ているわけでもないし、熱もなかったですし、もう治りかけの夏風邪ということで、翌日から出勤することにしました。

     

    7日目

    相変わらずだるさはありましたが、仕事はできるくらいの程度でした。

    仕事が忙しいと、そんなことも忘れてしまいますよね。

     

     

    だんだん悪くなっていく症状

     

    8日目

    この日から症状が明らかに強くなってきたと思います。

     

    まず、仕事中に寒気を感じました。

    熱が出る前のいやな寒気ってありますよね。

    その週には大事な仕事が入っていたので、「病院で点滴をしてもらおう」と思い、早退しました。

     

    家の近くの前回とは違うC病院に行きました。

    病院についた時には、熱は38℃くらいだったと思います。

     

    数年前に風邪を引いた時にも点滴をしてもらったのですが、すぐに良くなりました。

    この経験があったので、点滴を打ってもらいました。

    1時間ほど病院で休んでいたでしょうか、身体がとても軽くなり、「よし!もう仕事に戻れるぞ!」というくらい元気になりました。

     

    医師も『子どもからうつる風邪は強力で、長引くこともある』と言っていましたね。

     

    この時は採血もしてもらいましたが、やはり“長引いている夏風邪”という診断でした。

     

    9日目

    点滴をしてもらった後は、身体は楽になったのですが、再び熱が出てきました。

    38℃くらいでした。

    39℃、40℃出ていたら新型コロナウイルスを疑っていたかもしれません。

     

    いつもの風邪のような熱の出かた、きつさだったし、2つの病院の医師から長引く夏風邪と言われていたこともあり、「こんなに休んで会社に申し訳ないなあ」くらいに考えていました。

     

    身体のだるさは続いていましたが、熱があるせいだと思っていました。

     

    10日目

    身体のだるさと38℃の熱が続いていました。

    「もういちど点滴を打ってもらえたら、楽になって仕事に戻れるだろう」と思い、C病院を再度受診することにしました。

     

    C病院で点滴をお願いすると、『これはただの夏風邪ではないような気がするので、総合病院であるD病院に行った方がいい』と勧められました。

     

    C病院の先生にはとても感謝していて、「この先生が気付いてくださらなかったら自分は風邪だと思い込んだまま手遅れになっていたかもしれない」と思っています。

     

    すぐにD病院へ向かうことになりました。

     

    病院

     

     

     

     

    体験談からわかること

     

    Aさんは、小さなお子さんからうつった夏風邪が長引いていると思っていました。

    いつもの風邪の症状と大きな変化がなく、報道されているような息苦しさや味覚の変化がなかったからです。

     

    Aさんが経験した新型コロナウイルスと風邪の違いは、いつもの風邪と変わらないのに、回復せずにだんだん症状が重くなっていったことだったそうです。

     

    風邪なのか、新型コロナウイルスなのか、感染の初期の段階では明確にはわからないことが多いようです。

     

    体調に異変を感じたら、まずはゆっくり休んで身体を回復させることが必要です。

    しかし、周囲の方にうつさないためにも、何か症状がある場合には、思い切ってお休みする配慮も必要になってきます。

     

    新型コロナウイルス感染症が早く終息に向かうよう、Aさんの体験談が感染対策の一助になると幸いです。

     

    次回はAさんの入院体験談についてお伝えします。

     

    これはAさんの体験談で、すべての方に当てはまるわけではありません。

    ※個人が特定されないよう、一部改変しています。

     

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