そらまめ

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    そらまめの謂れ

     

    そらまめの名の由来は、空に向かってさやが実ることから「空豆」、さやの形が蚕の作るまゆに似ていることから「蚕豆」という字があてられたようです。

    また、地域によっては、収穫される季節にちなんだ名前がつけられており、四月豆、五月豆、夏豆と呼ばれています。

     

    そらまめ

     

     

     

     

    加工品としてのそらまめ

     

    そらまめは、若い豆は野菜として、完熟し乾燥させた豆は味噌や醤油、あんの原料や、煮豆、甘納豆などに利用されます。

    中華料理に欠かせない調味料「豆板醤」は、四川地方特産のそらまめを発酵させたものです。

    お菓子の「いかり豆」は、乾燥させたそらまめを油で揚げたものです。

    フライビーンズとも呼ばれています。

     

     

    そらまめの栄養

     

    そらまめは、野菜としては水分が少ない分、各栄養素を豊富に含むバランスの良い野菜です。

    特に、エネルギー源となる糖質やたんぱく質を豊富に含んでいます。

    また、ビタミンB群の一種で、赤血球の生成や細胞新生に重要な役割を担う葉酸、糖質の代謝をサポートするビタミンB1、美肌効果や抗酸化作用があり、鉄の吸収率を高めるビタミンCなど、ビタミン類を多く含みます。

    その他、細胞の活動を正常に調整するカリウム、貧血を予防する鉄など、ミネラルも多く含みます。

    むいて食べることが多い薄皮ですが、食物繊維の宝庫で、鮮度の良いものは、無理なく食べることができるので、薄皮も食べると良いでしょう。

    ビタミンやミネラルが豊富なそらまめは、疲労回復や夏バテ防止に効果的です。

     

     

    おいしいそらまめの選び方

     

    さやの緑色が濃く、ハリとツヤのあるものを選びましょう。

    外から見て、豆の形がはっきりわかり、粒が揃っているものが良品です。

    また、さやに白いうぶ毛がうっすらと生えているものは、新鮮です。

    背筋の部分が茶色いものは、鮮度が落ちているので、避けましょう。

    そらまめは、鮮度が落ちやすい野菜なので、より新鮮なものを選びましょう。

     

     

    保存の方法

     

    そらまめは、鮮度が落ちやすいので、購入したら、なるべくその日に調理しましょう。

    また、さやから出すと水分が失われるので、さやは調理する直前にむきましょう。

    塩ゆでしたそらまめは、冷ましてからポリ袋やラップで包み、冷蔵庫で保存します。

    1~2日で食べきりましょう。

     

     

     

     

    おいしく召し上がるには

     

    そらまめ

     

    ゆでる場合には、たっぷりの湯に塩ひとつまみを入れ、沸騰したら、さやから出したそらまめを投入し、ふたをせずに強火で2~3分程度固めにゆで、ざるに取って、余熱を冷ますとちょうど食べごろになります。

    また、さやごとグリルで皮に黒く焼き目が付くまで4~5分焼くと、蒸し焼き状態になり、うまみが凝縮されます。

    こちらのほうが、そらまめ本来のほっくり感や甘みがよくわかり、人気となっているようです。

    他には、下ゆでしてから、炒め物やパスタに入れると彩りに、さらに、ミキサーするとおいしいスープになります。

     

     

    出典

    独立行政法人農畜産業振興機構 野菜ブック「そらまめ」

     

    監修者情報

    佐藤祐造 []

    名古屋大学名誉教授・健康評価施設査定理事長

    内科医、医学博士。名古屋大学大学院医学研究科修了。専門は内科・糖尿病学・スポーツ医学など。日本糖尿病学会理事、日本臨床スポーツ医学会会長、日本肥満学会会長などを歴任。著書に『糖尿病教室』(新興医学出版)ほか。

     

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