メロン

    特定感染症保険

     

    メロンの甘みには、疲労回復を助ける果糖が多く含まれていて、夏バテの予防にピッタリなのだとか。

    今回は、旬真っ盛りのメロンのお話です。

     

     

    メロンの旬は南から北上

     

    九州産などのメロンが4月ごろから出荷され、9月の北海道産メロンまで約6ヶ月、旬のメロンがおいしくいただけます。

    ちなみに温室栽培されるマスクメロンなどは、ほぼ1年中栽培可能です。

     

    メロン

     

     

     

     

    メロン雑学

     

    ✿メロンの歴史

    原産地は東アフリカといわれています。

    古代エジプトの壁画でもすでに栽培されていた記録があるほど古い歴史を持つメロンですが、日本に登場したのは明治中頃。

    最初に温室栽培される西洋系メロンが、続いて露地栽培の東洋系メロンが渡来。

    この2品種が日本に古くからあるマクワウリと掛け合わされるなどして、今日のように色も形も多彩な国産メロンが誕生したのです。

     

    ✿メロンの種類は

    日本のウリやへちまもメロンの一種。

    「東洋系メロン」と呼ばれています。

    一方「西洋系メロン」と呼ばれているのが、今日私たちがふつうに「メロン」と呼んでいる果物のこと。

    ガラス温室で栽培される「アールス系メロン」、ビニール温室で温度や湿度を調節する「アンデス系メロン」「アムス系メロン」、露地栽培も容易なマクワウリ系のプリンスメロンなどに大別されます。

     

    メロン

     

    ✿メロンの編み目は何のため?

    クッキリとした編み目が特徴のマスクメロンでさえ、実が若いうちは、この模様がありません。

    そこに編み目ができるのは成長期。

    メロンは皮に比べて、果肉の成長のほうが早いため、皮が弾けて表面にひび割れが出来てしまうのです。

    そのひび割れが編み目の元。

    そこに皮のコルク層が発達して白く浮き出た編み目ができあがるというわけ。

    編み目模様は、成長著しいメロンのかさぶたのようなものなのです。

     

     

    甘いメロンで疲労回復

     

    メロン

     

    フルーツの中でも特にメロンは、バナナ以上にカリウムを多く含んでいます。

    これはナトリウム(塩分)を排泄する役割があり、高血圧に効果があります。

    また、長時間の運動による筋肉の痙攣(こむら返り)などを防ぐ働きもあります。

    逆に不足すると、筋肉が弱り、障害を起こすそうです。

    カリウムは筋肉にとっても欠かせないミネラルです。

    赤肉のメロンに関して言えば、β-カロテンを非常に多く含んでいます(100g中3600μg)。

    これは体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあります。

     

     

    おいしくメロンを食べるコツ

     

    メロンは収穫後、追熟させて食べます。

    まだ固く、香りが弱い物は冷蔵庫に入れないでください。

    低温下では追熟せず、傷みを早めてしまいます。

    お尻を押してみて、少し弾力を感じるようになるまでは冷暗所に置いておきましょう。

    ノーネット系のプリンスメロン、キンショーメロン、ハネデュメロンなどは、おしりの部分を少し強めに押してみて、弾力を感じるぐらいが食べごろです。

    また、メロンは追熟して食べ頃になると、2~3日位で中から発酵し始めます。

    食べ頃になった物は、冷蔵庫に入れ、美味しい間の2日か3日以内に食べるようにしましょう。

     

     

     

     

    旬のメロンを冷凍するには

     

    完全に食べ頃になったメロンは、冷凍保存もできます。

    もちろん、生の物より風味は落ちますが、使いようによっては十分楽しめるでしょう。

    冷凍する場合は、皮から果肉だけをナイフで切り、一口大の大きさに切った物をラップを敷いたバットなどに並べ、再度ラップを被せて冷凍し、凍ったらジップロックなど密封できる袋に移して、冷凍しておきます。

    食べる際は、そのまま氷菓としてでも食べられますが、ミキサーにかけジュースやピューレとして使います。

     

     

    出典

    農林水産省HP 2010年7月号 まるかじり 真夏対決!!すいかvs.メロン
    フーズリンク メロンの選び方と保存方法や食べ方 

     

    監修者情報

    佐藤祐造 []

    名古屋大学名誉教授・健康評価施設査定理事長

    内科医、医学博士。名古屋大学大学院医学研究科修了。専門は内科・糖尿病学・スポーツ医学など。日本糖尿病学会理事、日本臨床スポーツ医学会会長、日本肥満学会会長などを歴任。著書に『糖尿病教室』(新興医学出版)ほか。

     

    あなたのカラダは あなたが食べた物からしかできていない。今日食べるものは今からあなたの血液になり、筋肉にもなる。