菜の花

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    菜の花の旬は2~3月

     

    菜の花(ナノハナ)は本来2月頃から3月にかけての春が旬です。

     

    春一番の季節を運ぶ食材として料亭などの需要にあわせ、12月頃から出始めるものもあります。

    菜の花とは、アブラナ、ナタネナ、ハナナなど、アブラナ科アブラナ属の植物の花のこと。

    ビタミンが豊富で、独特の苦味が料理のアクセントとなります。

     

     

     

     

    菜の花の栄養

     

    菜の花にはβ‐カロテンが豊富に含まれています。

    β-カロテンは抗発ガン作用や免疫賦活作用で知られていますが、

    その他にも体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあるといわれています。

     

    またカリウム、カルシウムをはじめ、マグネシウムやリン、鉄などを豊富に含んでいます。

    どれも骨を生成する上で欠かせない成分です。

    骨を丈夫にし、健康を維持します。

    その他、ビタミンB群も豊富に含んでいます。

     

     

    菜の花の選び方

     

    菜の花はなるべく花が咲いていない若い物で、葉や茎がしゃきっとした新鮮なものを選んでください。

    下の切り口をみて、茶色く変色した物はやめましょう。

     

     

    保存方法

     

    菜の花はむきだしで置いておくとすぐにしなびてしまいます。

    濡らした新聞紙などでくるみ、袋に入れて野菜庫に入れます。

    その際、なるべく本来あった状態、根の部分を下にして立てて入れておくようにした方がもちがよく、茎が曲がったりしません。

    大量にある場合などは冷凍も可能です。

    その場合は生のままではなく、さっと固めにゆでてから小分けして冷凍します。

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    茹で方は下記をご覧ください。

    使う時は自然解凍します。おひたしやあえ物などにお使いください。

     

     

     

     

    菜の花の茹で方と主な料理

     

    下処理

     

    軽く塩をした熱湯でブランシール(下茹で)し、冷水にとります。

    塩の分量はそれほど神経質にならなくても良いですが、2%程、水1Lに対して20g程が良いです。

    多くの方がたっぷりの水にほんの一つまみほど入れていらっしゃるのですが、それではあまり意味はありません。

    また、すぐに食べるのであれば塩は入れなくても大丈夫です。

    茹で時間は30秒位からせいぜい1分程度です。

    色と食感を残すよう、茹で過ぎたり、冷水にさらしすぎないよう、注意してください。

     

    料理方法

     

    炒め物やソテーは歯触りが気持ちよく、少し苦味がありますが、それが持ち味となります。

    下茹でしてあるので、最後にさっとからめるようにしてください。

    パスタの具にする場合も同じです。

    左上はアサリと菜の花をワイン蒸しにしたものです。

     

    天ぷらにしても美味しいです。

    この場合は下茹ではしません。

    軸の根元を持って、天ぷらの生地に花芽をくぐらせて、熱した油にそっとおとします。

    さっと茹でたお浸しやあえ物は定番です。

    茹でた後、バターやニンニクを効かせたオリーブ油、また胡麻油など、味付けして油と和えたものも美味しいです。

     

     

    出典

    農林水産省 aff 2020年3月号 「菜の花」

    旬の食材百科 菜の花(なばな)・アスパラ菜・紅菜苔:選び方と保存方法、茹で方と料理

     

    監修者情報

    佐藤祐造 []

    名古屋大学名誉教授・健康評価施設査定理事長

    内科医、医学博士。名古屋大学大学院医学研究科修了。専門は内科・糖尿病学・スポーツ医学など。日本糖尿病学会理事、日本臨床スポーツ医学会会長、日本肥満学会会長などを歴任。著書に『糖尿病教室』(新興医学出版)ほか。