今日は3月11日。
11年前の今日は東日本大震災が発生しました。
震度7を超える大きな地震と大津波は
東北を中心に、各地で大きな被害をもたらしました。
いつ起きるか分からない地震などの自然災害について、
日頃から防災意識を高めることが重要です。
この記事では、お子さんと一緒に出来る
防災意識の高め方を紹介します!
そもそも「防災意識」って何?
普段なんとなく聞き流してしまう言葉かもしれませんが、
「防災意識」とはなんでしょうか?
具体的に述べるとするならば、
日頃から災害に巻き込まれないように、
または巻き込まれたとしても被害を最小限に抑えるために
対策を立てたり、用心しておく
という意味を持つのではないかでしょうか?
この意味で「子どもと一緒にできる防災意識の高め方」
について考えてみると、すぐにできることは
- 子どもと一緒に自然災害について知ること
- 「地震や水害でリビングのガラスが割れたら…?」
「寝ているときに、このたんすが倒れてきたら…?」
など、子どもと一緒にイメージを膨らませること
がありそうですね!
住んでいる地域の災害リスクを知る
みなさんは、ご自身の住んでいる地域で
どんな災害が起こりえるのか、ご存じでしょうか?
地震に限らず、水害、噴火土砂崩れなど…
自然災害はたくさんあります。
自治体では、その地域で起こるかもしれない災害リスクを
記した「ハザードマップ」(名称はばらつきがあります)を
作成しています。
さらに内閣府が運営している「TEAM 防災ジャパン」では
自治体ごとの防災対策情報を調べることが出来ます。
お住まいの地域では、どんな災害のリスクが
考えられるのか確認してみましょう!
実際に避難するときに役立つこと
実際に被災するのは
おうちで保護者の方と一緒のときとは限りません。
特に小学生以上のお子さんの場合は
周りに大人がいるときや他の友達といるとき
とも限りません。
実際に被災地域に暮らす子どもの中には
自宅にひとりでいる際に被災し、避難した子もいます。
引用:釜石の奇跡
実際に被災して、避難することを考えるときには
子どもが一人でいるとき
この状況も考慮に入れる必要があります。
もしも…のときに落ち着いて避難できるように、
お子さんと一緒に
次の2点に取組まれてみてはいかがでしょうか?
避難先・連絡手段を具体的に話し合う
もしも、お子さんと保護者の方が
それぞれ異なる場所で被災したときのために、
- 家からの避難先
- 勤務先や学校からの避難先
を話し合っておきましょう。
一緒に、連絡先や連絡する順番も併せて話し合えると
より具体的な避難時の対策になります。
このようなルールを詳しく決めておくと、
本当に被災し、たとえ家族とバラバラに避難したとしても
会える確率が上がります。
特に被災状況によっては、
家族と会えるのが被災して数日後
というケースもありますので、
具体的にルールを話し合うことが重要です。
加えて、普段から出かけるときは
家族に行先を知らせる習慣をつけることも
大事な防災対策です。
普段使わないものを使ってみる
災害時には、普段使ったことが無いものを
利用せざるを得ないという場面があることが考えられます。
たとえば
- 和式のトイレ
- 公衆電話
などは、普段は使わなくても大丈夫だけど
非常時には使う場面が考えられるものの例
ではないでしょうか?
とくに、街で見かける場面が
少なくなっているものに関しては、
有事の際に使えるように
普段から練習しておくことが必要です!
何かあったときに困らないために
命を守るために
練習しておきましょう。
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