コロナワクチン

ママケリーweb助産師です。
妊娠中のワクチン接種に関してはたくさんの情報があり、心配になってしまいますよね。
SNSやネットの情報よりも、公的な機関からの報告の方が信憑性は高いと考えられます。
妊娠中のワクチン接種について、厚生労働省や日本産婦人科学会が、世界中の研究結果をまとめています。
それらによると、妊娠中にワクチンを接種した妊婦さんとそうではない妊婦さんから生まれた赤ちゃんでは、流産や死産、発育不全などの発生率に差はなかったと報告されています。
もちろん、この報告からワクチンが赤ちゃんにとって100％危険性がないとは言い切れません。
しかし、もしも妊娠中に感染し重症化した場合には、妊婦さんの治療のために早産の時期であっても、帝王切開で赤ちゃんを取り出さなければいけなくなる可能性もあります。
早産になった場合、週数によっては赤ちゃんに後遺症が残る場合もあります。
リスク-ベネフィットという単語を耳にしたことがあるかもしれません。妊娠中のワクチンに関しては、接種しなかった場合に起こりうる悪い結果よりも、接種していて得られる効果の方が大きいという考え方になっています。
最終的に決めるのはお母さん自身ですが、正しい情報選び、判断してほしいなと思っています。
厚生労働省　https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/column/0007.html
日本産婦人科学会　https://www.jsog.or.jp/modules/jsogpolicy/index.php?content_id=10