帝王切開予定となっているみなさんは
入院時に必要なグッズの準備はもう済んでいますか?
初めての帝王切開の場合、なんとなく想像はできても
どんなグッズが本当に必要かわかりませんよね。
帝王切開の流れとともに、
必要なグッズを考えて行きましょう。
予定帝王切開の流れ(手術前日)
予定帝王切開の場合、
手術の前日に入院となることが多いです。
入院は午前中か午後の早い時間になります。
産科医、麻酔科医の説明があり、助産師から
今後のスケジュールや病棟の使い方などを
教えてもらいます。
その後は剃毛(ていもう)やシャワーとなります。
医師の説明は長くても30分程度で
終わることがほとんどなので
実は、ヒマになる時間がたくさんあるのが手術前日です。
ヒマつぶしグッズは1つあるといいかもしれません。
個室であれば自由に過ごせますが
大部屋の場合周囲に気を遣うこともありますよね。
おすすめなのは耳栓です。
サイズが選べるので、自分の耳にフィットします!
前日は夕食後から絶食、日付が変わると絶飲食など
産院によって注意事項が伝えられると思います。
病室は空調が効いていて乾燥しがち。
水分が取れないので、リップクリームは必須です!
しっかりうるおうリップなので、
何本もリピートしています。
手術の流れ
朝一番に点滴を行い、手術室に向かいます。
手術室の直前までパパと一緒にいられる産院もあれば
ほんの一瞬しか会うことができないところもあります。
手術室では背中から麻酔をし
仰向けになって手術を受けます。
意識はしっかりあるので、産声を聞くことができます。
術中に痛みを感じることはほとんどありませんが
赤ちゃんが生まれる直前にお腹をぐいぐい押されるので
少しびっくりするかもしれません。
赤ちゃんが無事に生まれたら、スタッフが
お顔の近くまで赤ちゃんを連れてきてくれます。
赤ちゃんは一足先に病棟に戻りますが
ママはお腹を奇麗に縫ってから帰ることになります。
病室に戻ってから
病室に戻ってからしばらくの間は
助産師が傷や悪露の状態を観察します。
麻酔が切れ痛みを我慢できなくなる場合もあるので
遠慮なく痛み止めをお願いしましょう。
背中の麻酔を自分でコントロールできる
ボタンのようなものを使っている産院もあります。(硬膜外麻酔)
術後は飲水が可能になることが多いです。
手の届く範囲に、ペットボトルホルダーを付けた飲み物を
置いておくことをおすすめします!
術後は喉が乾くという先輩ママの声をよく聞きます!
最低でも1本は準備しておきましょう。
さらに、深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)を
予防するため足にはフットポンプという
マッサージ機が付くことが多いです。
とても気持ちいいのですが、音が大きいのが難点です。
ここでも耳栓が活躍します!
赤ちゃんは一晩、新生児室で
預かってくれることが多いです。
ゆっくり休みましょう。
手術翌日
何もなければ手術翌日の朝食から開始となります。
流動食から開始になる産院もあれば
通常の病院食が出てくるところもあります。
流動食は味が薄めな場合もあるため
ふりかけがあるとおいしく食べられるかもしれません。
無添加でしっとり優しいふりかけをかけて
小さなご褒美にしたいです。
朝食が終わると、歩く練習が始まることが多いです。
1日目から?鬼畜!と思われるかもしれませんが
動いた方が早く回復し、エコノミークラス症候群も
予防できると言われています。
そのため、助産師も心を鬼にして
歩く練習を持ちかけてきます。
朝食後には痛み止めをしっかり飲んでおき
歩く練習に備えましょう。
この日はベッドの傍に立てたら85点
トイレまで歩けたら100点です!
歩けたら尿道に入っている管を抜いてもらえます。
歩くのは痛みとの闘いで、汗をかくこともあります。
しかし、シャワーは歩いた翌日から
許可されることがほとんどです。
体拭きもしてもらえますが、
シャワーほどの爽快感は得られません。
汗拭きシートも準備しておくと、心強いです!
術後2日目以降
歩けるようになってからは、日を追うごとに
だんだん痛みを感じなくなっていきます。
シャワーも始まり、食事も通常通りに近づき
普通の生活に戻っていきます。
母児同室も開始となり慌ただしい日々の幕開けです。
帝王切開の一連の流れはイメージできたでしょうか?
個人的には手術後からの24時間が一番つらいかな
と思っています。
それさえ乗り越えたらきっと大丈夫です!
心の準備、グッズの準備をきちんとして
帝王切開に臨んでくださいね。
【この記事を読んだあなたにオススメ】
すぐ分かる!出産後の手続き 申請期限や提出書類をまとめてみました