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赤ちゃんに必要な栄養素とは?妊娠中におすすめの食べもの14選

たくさんの食べもの

妊娠がわかったみなさん、

ご家族に妊婦さんがいらっしゃるみなさん。

赤ちゃんに会うのが待ち遠しいですね。

 

赤ちゃんのためにできることはたくさんありますが、

一番簡単なのは食べることです。

 

 

妊娠初期におすすめの食べもの 

 

妊娠初期はつわりに苦しんでいる方が

多いのではないでしょうか。

吐き気やだるさ、食欲不振など

きつい症状があると、気分も落ち込みますよね。

 

この時期の赤ちゃんはたくさんの栄養を必要としておらず、

お母さんが食べているものだけで十分だと言われています。

よってこの時期は、お母さんが食べたいと思うものが

いちばん食べてほしい食べものです!

 

しかし、嘔吐や食べられない状態が長く続くと、

ひどい場合にはウェルニッケ脳症

引き起こす可能性があります。

 

ウェルニッケ脳症とは脳疾患の一種で、

意識障害や眼球運動障害、小脳障害を引き起こす

ことがあります。

 

予防するためにはビタミンBが重要である

と言われており、豚肉の赤身や大豆、

ナッツ類に多く含まれています。

 

何か口にできそう!というタイミングがあれば

豚肉お豆腐を食べてみてはいかがでしょうか?

 

 

妊娠中期・後期におすすめ(鉄、ビタミンC)

 

妊娠中期・後期は胎盤が形成されるため血液がたくさん必要になります。

 

を多く含む食べものや、鉄の吸収をよくするビタミンC

摂ることを心がけてほしいです。

 

鉄は赤身の肉や魚、小松菜などの青菜、海藻類

に多く含まれていますが、

動物性の鉄の方が吸収されやすいと言われています。

 

しかし、青菜類の鉄は動物性のものより

吸収率は劣りますが、吸収をよくしてくれるビタミンCが

多く含まれています。

 

例えば海藻類では、青のり10gに含まれる鉄分は

レバー100gよりも多いと言われています。

 

よって、鉄分を摂取する際には

赤身のお肉、小松菜、青のりなど、

どちらの種類の鉄も偏りなく食べてくださいね。

 

鉄の吸収を高めてくれるビタミンCは

野菜や果物に豊富に含まれています。

 

ビタミンCは水に溶けやすく熱に弱い

という性質があるため、

新鮮なものを手早く調理して食べるといい

と言われています。

 

すぐに火が通るパプリカやブロッコリー、

さっと食べられるキウイやいちごがおすすめです。

 

 

妊娠中期・後期におすすめ(カルシウム、たんぱく質、ビタミンD)

 

妊娠中期・後期は、赤ちゃんも

ぐんぐん大きくなってくる時期です。

赤ちゃんの骨や筋肉が増えるように

カルシウムやたんぱく質も必要です。

 

カルシウムは乳製品や青菜類、乾物に多く含まれています。

切り干し大根のような乾物は、成分が濃縮されているため、

少量でもカルシウムを効率よく摂取することができます。

 

また、ビタミンDを一緒に摂ると、

カルシウムの吸収率が高まると言われています。

ビタミンDは日光にあたり、

紫外線を浴びると合成されます。

 

食べものでは、サケやシラスといった魚介類、その加工品、

きくらげやしいたけに多く含まれています。

焼き鮭や干ししいたけなら

手軽に摂取できそうですよね。

 

たんぱく質お肉や卵など動物性の食品、

大豆製品に多く含まれています。

 

卵はたんぱく質を構成している

アミノ酸が理想的な割合だそうです。

目玉焼きやゆで卵にすると簡単に摂取できますね。

 

 

妊娠中におすすめの食べものまとめ

 

今回紹介した食べものをまとめたのが以下の表になります。

 

妊娠中におすすめの食べもの14選-資料1

 

上記の食べものはほんの一例です。

必要な栄養素を意識しながら、バランスよく様々なものを食べてくださいね。

 

 

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【参照】

病気がみえる vol.10 産科 第3版

からだにおいしいあたらしい栄養学

 

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