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仕事と育児の両立に疲れたら?疲労解消する5つの方法

息抜きする女性

育児と仕事で疲れがとれないのはなぜ?

 

子どもを抱えて悩む女性

 

からだの疲れ

子育てをしながら仕事をしている方は、

通勤や仕事で身体を使っているうえに

休むことなく子育てや家事があります。

 

抱っこをせがむわが子に対応したり、

園までの送迎や帰宅後は夕飯を準備したり片付けたり、

お風呂に寝かしつけ…

生活の多くの場面で子どもへ手を貸し、

身体を使って動いています。

 

人それぞれ持っている体力は違っていても

これだけ活動量が多ければ

「身体の疲れ」を感じるものです。

 

また、パソコン作業などによる

目の疲れや緊張、睡眠不足などによって

「神経の疲れ」が影響する方もいるでしょう。

これは、自身の意思とは無関係に

身体機能を調整してくれる自律神経のバランスが崩れた

ストレスによっても起こります。

 

こころの疲れ

疲れには、身体だけでなく

「こころの疲れ」もあります。

人間関係などの精神的なストレスが関わり、

不安やネガティブな感情を持っている状態のことです。

 

仕事をしながらの子育ては、

朝の出勤など限られた時間の中で

子どもの準備や行動を助けたり促したりする

必要もありますよね。

年齢や個性にもよりますが、

思い通りにいくわけではない存在を前にして

あの手この手で対応しているかと思います。

 

また、子どもの様子で悩みが出てくると

「仕事を続けていいのかなぁ」と

悩むこともあるでしょう。

 

忙しい生活の中、

パートナーと気持ちのすれ違いが起こり

ストレスを感じることもあるでしょう。

 

育児と仕事をしている女性は、疲れが溜まりやすく、

なかなか解消されないという状態を招きやすいのです。

 

今回は疲れを取るための対処方法を

いくつかお話させていただきます。

 

 

疲れを取るための対処方法5選

 

ラベンダー

 

よく眠る

子どもを寝かしつけた後、

ようやく自分のペースで動ける時間が

できるという方が多いと思いますが、

睡眠不足になっていることも多いと思います。

 

疲れを取るには、睡眠が大切です。

身体の細胞を修復し、疲労を回復させる役割のある

成長ホルモンが分泌されるのは睡眠中です。

 

また、夜遅くまでテレビやスマートフォンなどが

発するブルーライトを浴びると脳が活動し続けるので

ストレスと闘うホルモンが過剰に出てしまい、

疲労を招くという仕組みがあります。

 

成長ホルモンは、

眠りについて2~3時間後から分泌され、

睡眠の質を上げると高まると言われます。

そのため、十分な睡眠時間の確保と睡眠の質を

上げるようにすると良いです。

 

睡眠の質を上げるには、

  • 就寝前にスマホなどのブルーライトを浴びない
  • 体温が下がるタ入浴後90分くらいで就寝する
  • 就寝前のストレッチなどリラックスできることをする

と効果があります。

 

バランスの良い食事

忙しい中では、子どもの食事を優先させ

「ついつい自分は後回し」になったりしていませんか?

そのような中でも、自身の身体のために

バランスの良い食事は大切です。

 

栄養素には、

身体をつくる元になるタンパク質

エネルギーになる炭水化物や脂質

身体の調子を整えるビタミンやミネラル

といった種類がありますが、

これらをバランス良く取り入れることが理想です。

 

調理を簡単にしながら

栄養バランスの取れたメニューとして

具沢山の汁物がおすすめです。

 

野菜を何種類かと肉や魚、卵、豆腐といった

タンパク質を組み合わせて作ると

一汁で栄養バランスが取れるという優れもの。

温かい汁物は、身体を内側から温めてくれます。

スープや味噌汁は、離乳食期からの取り分けも可能!

出汁にはアミノ酸が含まれるので

疲労回復に役立ちますし、

味噌は発酵食品として腸内環境や身体を整えてくれる

頼もしいメニューの1つとなるでしょう。

 

お風呂に入る

自分ひとりのときは、

シャワーで済ませていたという方も

お子さんが生まれてから湯船につかる習慣ができた方が

多いのではないでしょうか。

 

湯船の中では、

浮力により筋肉や関節を休ませることができ、

身体の緊張を取ってくれます。

水圧がかかるのでむくみも取れます。

 

温まり血行が良くなると

身体に溜まっていた疲労物質や

老廃物の排出も促されるので

疲れをとるには最適です。

 

お子さんと一緒にお風呂に入るという方は、

目線が合わせやすく空間も仕切られますので

顔を見てゆっくり会話ができる心地よい時間に

なるのではないでしょうか。

 

お風呂上がりは慌ただしいかもしれませんが、

湯船につかっている間は、思いっきり息を吐いて

温かさや心地良さを感じていただきたいと思います。

 

ご褒美を用意する

ご褒美を用意すると「あと少し」や「苦手なこと」が

頑張れたりしますよね。

ただ、日々の忙しさに追われていると

「私の好きなもの」や「やりたいこと」を

意識することがないかもしれません。

 

あなた自身のやりたいこと、食べたい物、

好きで手にしたいもの、欲しい時間は何ですか?

 

「でも、できないし…」と

無意識に諦めていることもあるのではないでしょうか。

思いつかないときは少し立ち止まって

紙などへ書きだしてみても良いでしょう。

今だからこそ得られる、

自分を喜ばせるご褒美をぜひ探してみて下さい。

そして、「私、お疲れ様」や「頑張ってるね」と

自分を労わる言葉を掛けながら

ご褒美を素直に受け取ってほしいなと思います。

 

これは私の経験談ですが、

慌ただしい1日を終え子ども達を寝かせた後

ご褒美という名前をつけてデザートや甘い物を

欲しいだけ取っているときがありました。

取っても取っても足らないと

繰り返している自分がいたのです。

ご褒美を無意識であげていて

気持ちが癒されていなかったのかもしれません。

 

大きくとも小さくとも

頑張った自分へのプレゼントです。

素直に受け取って、

次の日からの活力にしていきましょう。

 

ひとりの時間をもつ

子育て中は、一人になり気分転換や

何かやりたいことが自分のペースで行えると

自分の身体や心にほんの少し「ゆとり」が生まれます。

 

夫婦で協力しあい、それぞれ一人で

自由に過ごす時間をもつというのも良いですね。

また、日々の生活の中でもひとりの時間は

意識的に作ることができます。

 

例えば、お子さんが寝てからの夜、

残った家事を終え、ほっとする時間は

あっという間に時間が過ぎるもの。

ついつい、それで睡眠時間が

削られてしまうこともあります。

 

ひとり時間を作るには、早起きもおすすめです。

子どもと一緒に早く寝て、早起きした分を

一人の時間にするのも

朝の静かな中で読書をしたりストレッチをしたりと

わずかでも充実した時間を作れます。

 

これは1つの案ですので、ご家庭の状況によって

それぞれ作りやすい時間帯は異なると思いますが、

意識的にひとり時間を作ってみませんか。

 

育児と仕事を両立するために

 

ワークライフバランス

 

気持ちの構え方

育児と仕事と家事。

1人の人間がどれか1つへ専念しても大変なことです。

これらを両立することは難しいと思っていた方が

自然なのかもしれません。

どんな形でもゆっくりと続けられ、

無理をしないで過ごせることが

一番大切なのではないでしょうか。

 

そのために、生活の中でできる

さまざまな工夫をしていきましょう。

 

例えば、便利家電は家事時間の節約となります。

食洗機はコストパフォーマンスが良いと言われますし、

食材を入れておくだけで料理が作れる電気調理器なども

キッチンから離れることができるので

時間を有効に使えます。

天候や時間を気にせず洗濯できる

全自動洗濯機や乾燥機などは、

洗濯物の多い小さなお子さんのいるご家庭ほど

役に立つものです。

 

また、家事の中で食事の準備は

多くの時間を占めています。

ミールキットや宅配を活用することも良いですし、

「何曜日は簡単に作れるようにカレーにする」などの

献立を固定する方法で、献立を考える時間が省けるので

楽だという話もよく聞きます。

 

そして、家族と協力し合うことが大切です。

  • 夫婦ともに仕事があると忙しい時期が異なる
  • 出勤や退勤時間によっては園の送迎が分担できる
  • 夜勤などがあり、ワンオペ状態になる

ご家庭により様々な事情があると思います。

忙しさの中で、夫婦で顔を合わせる時間すら少ない

という状況も出てくるかもしれません。

 

そんなときこそ、

コミュニケーションが必要になってきます。

 

何曜日は夫婦会議・夫婦の晩酌などと決めて

意識的に夫婦の時間を作るという方法を

とっている方もいます。

SNSなどのコミュニケーションツールや

手書きのメモなどに書いて伝えるのも良いでしょう。

 

大切なのは、「今日は何時に帰る」などの

事務連絡的なやりとりはもちろんなのですが、

「焦っている」「辛い」「○○がストレス」

「一人になって落ちつく時間がほしい」

「助かった」「ありがとう」

など自身の気持ちや感じていることも

あまり後回しにせず伝えることだと思います。

 

人の気持ちは、意外と言わないとわからないもの。

言葉にして伝えていきましょう。

 

子育てを支えるサポート

サポートサービスを使うことも1つの選択肢です。

経済的に余裕があれば、お掃除やお料理など

家事の外注を頼んでみるのも良いでしょう。

専門の業者ですと、一度家事から解放されるうえ、

自分は知らなかった新たな発見があるなどの

メリットもあります。

 

また、子どもを預ける先としては

ベビーシッターやファミリーサポートがあります。

 

ベビーシッターは、

園や習い事の送迎にも対応してくれることが多く、

自宅にも来てくれるなど幅広く対応してくれるので

働く核家族が多い地域では特に心強い味方です。

 

ファミリーサポートは、

事前登録や面談などの手続が必要になりますが、

1時間辺り1000円以内で利用でき、

お子さんを自宅で預かってくれるなどの

サポートが得られます。

 

お住まいの地域によって

利用できるサービスも様々ですので、

ご家庭にあったサポートを探してみましょう。

 

 

まとめ

 

子育てをしながらの毎日は、

制限されると感じることもあるかと思います。

それでも、子どもと一緒の生活だからこそ

感じられる楽しさや幸せな瞬間も

多くあることでしょう。

 

ただ、「辛い」「上手くいかない」と感じるときは、

身体やこころの疲れが

溜まってきているサインかもしれません。

 

紹介させていただいたものは一部ですが、

自分自身を大切にケアしながら

実践できそうなことからやってみてください。

 


■プロフィール

NPO法人はっぴぃmama応援団-ロゴ

認定NPO法人はっぴぃmama応援団
「ママの笑顔を応援したい!」という思いを持って、助産師・看護師などの専門職や保育士・アロマやヨガの講師・先輩ママなどと供に、親とよいこのサポートステーション『はっぴぃmamaはうす』を運営しています。

 

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