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妊娠初期の方必見!「つわり」や「浮腫み」の原因はホルモンが関係する!?

「いつもと体調が違う」

 

妊娠したのかな?

これって妊娠症状として大丈夫かな?

同じような症状の人いるのかな?

と不安になりますよね。

 

パートナーが辛そう。

今ってどんな状態?

助けられることってある?

何をしたらいいのか困りますよね。

 

まずは、体調が変化しやすい妊娠初期の症状を知ることから

始めてみましょう。

 

 

「つわり」って何?

 

つわりは妊娠初期の症状としてよく聞きますね。

しかし、どのような体調の変化があるか知っていますか。

具体的な症状としては次のようなことがあります。

 

  •  気持ち悪くなる
  • 吐き気を感じる
  • 嘔吐する
  • 食欲を感じない
  • 好きなものが変わる

 

など、人によって症状は様々です。

 

一人一人違うつわりの症状は、

どのように引き起こされているのでしょうか。

 

原因の一つとして、

卵胞ホルモンであるエストロゲンの変動が挙げられます。

 

エストロゲンは女性らしい体を作ったり、

子宮内膜を厚くしたりと

女性の美や健康を守るホルモンです。

「女性ホルモン」の名前で

聞いたことがあるのではないでしょうか。

 

このエストロゲンが変動することによって、

循環・消化・代謝・体温調整といった

生命を維持する機能をコントロールする

自律神経が刺激されます。

 

刺激を受けた自律神経によって。

食欲低下や吐き気、嘔吐、唾液の分泌過剰あるいは低下、

便秘や下痢といった消化器系の症状を引き起こされます。

 

ほとんどの症状は、妊娠16週頃には自然とよくなります。

つわりは多くの人に起こりますが、

個人差が大きいのが特徴的です。

 

 

エストロゲンは他にも影響する

 

エストロゲンが引き起こす症状は、

つわりだけではありません。

 

エストロゲンによって子宮筋が収縮し、
下腹部の痛みやお腹の張りも引き起こされます。

 

 

浮腫む(むくむ)の原因

 

妊娠してからよく浮腫むと感じたことはありませんか。

 

必要に感じない浮腫み。

そもそも人の体は、どうして浮腫むのでしょうか。

 

浮腫みとは、

体内に余分な水分が溜まっている状態のことを言います。

 

そして浮腫みの原因としては、

プロゲステロンと呼ばれるホルモンが影響しています。

 

プロゲステロンは水分貯蔵作用があり、

これによって、全身の臓器や組織に浮腫みをきたします。

 

浮腫みの原因となる作用がある一方で、

受精卵が着床しやすいように、

子宮内膜の環境を整える作用もあります。

 

後者の作用を必要とする妊娠初期には、

プロゲステロンが多く分泌されます。

しかし、同時に前者の作用が働くため浮腫みやすくなるのです。

 

 

妊娠初期の症状はさまざま

 

今回取り上げた症状以外にも

妊娠初期には以下のような症状が現れることもあります。

 

  • だるさ
  • 腰が重く感じる
  • トイレが近くなる
  •  便秘・下痢気味になる
  • 体温の上昇
  • 食欲の増強

 

こころも体も安定しない妊娠初期ですが、

自分自身の体の様子を知ることで心の安心に繋げましょう。

そして、何か変化があった際には

医療機関を受診しましょう。

 

 

【この記事を読んだ方におススメ】

妊娠初期に注意する症状と避けた方がいいもの

 

【参考資料】

日本産婦人科学会 「HUMAN+ 女と男のディクショナリー」

宮川幸代 「妊娠期におけるマイナートラブルの概念分析」Phenomena in Nursing 2巻 (2018) 1号

厚生労働省委託 一般財団法人 女性労働協会 「働きながら安心して妊娠・出産できる職場づくりのために」

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