【妊娠線・貧血・切迫早産対策】妊娠中期に気をつけること

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妊娠初期が終わり、妊娠中期に入ると一安心しますよね。

では、妊娠中期ではどんなことに

気を付けたらいいのでしょうか?

 

 

妊娠中期とは

 

妊娠16週~妊娠27週6日(妊娠7か月)までを言います。

 

胎盤が完成するのは妊娠16週頃であり、

流産率が低下するため安定期と呼ばれることもあります。

 

しかし、これは一般的に言われているだけであって

医学用語ではありません。

安定期だからと無理はせず、

赤ちゃんとお母さんのことを第一に考えましょう。

 

 

注意すべき症状

 

切迫早産

切迫早産とは早産になりかけている状態のことを指します。

 

早産とは、妊娠22週~妊娠36週までに

赤ちゃんが生まれてしまうことです。

 

自覚症状がない場合もありますが、

出血や下腹部の痛み、お腹の張りが生じている場合は

医師に相談しましょう。

 

腰痛

妊娠中期では赤ちゃんの成長の伴い、

お母さんのおなかが大きくなってきます。

それに伴い、背中が反ったような姿勢になり、

腰痛が生じることが多いです。

 

また、ホルモンバランスの変化によっても

腰痛が生じやすいと言われています。

 

  • 反った姿勢にならないよう注意する
  • ヒールをやめバランスの取りやすい靴を選ぶ
  • 骨盤ベルトを使用する

などの対策がおすすめです。

 

 

気を付けておくこと

 

妊娠線

急にお腹が大きくなってくる時期であり、

妊娠線もできやすくなっています。

妊娠線は一度できてしまうと、消えることはない

と言われています。

 

保湿クリームをしっかり塗り、

お肌のマッサージをしておきましょう。

 

お腹だけに注目しがちですが、

胸やお尻、太ももも大きくなり、

妊娠線ができてしまいます。

全身の保湿を行いましょう。

 

体重の増加

胎盤が完成するこの時期に、

大半の人はつわりが落ち着くと言われています。

食欲が増してついつい食べすぎてしまい、

急激に体重が増加する場合もあります。

 

つわりの時は食べられるときに食べたいものを

と言われていたかと思いますが

妊娠中期に入ったらバランスのよい食事

変えていきましょう。

 

和食中心で、野菜や果物が多めの食事がおすすめです。

 

貧血

妊娠すると、出産時の出血に備え、

お母さんの血液は薄くなります。(水血症)

赤ちゃんへの鉄の供給も増加するため、

貧血になりやすいです。

 

生理的な反応なので病気ではないのですが、

めまいや息切れなどが生じやすくなります。

 

ゆっくり立ち上がる、無理せず休むということも重要ですが

鉄分の多い食事を心がけることも大切です。

 

ほうれん草や赤身のお肉などに

鉄が多く含まれていることは有名ですが

ビタミンCと一緒に摂取することで吸収率が高まる

と言われています。

 

意識できるといいですね。

 

 

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【参考】

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