子宮頸がん検診は痛い?異常があった場合の検査は?

子宮頸がん

子宮頸がんは早期発見できれば、比較的治癒しやすいがんです。

早期発見のためには、もちろん子宮頸がん検診に行くことが必要です。

 

でも、子宮頸がん検診って何となくハードルが高いイメージがありませんか?

実際にどんな検査をするのか、痛みはあるのかなど詳しくお伝えしていきます。

 

 

子宮頸がん検診って?

 

子宮頸がん検診では、子宮頸部細胞診と呼ばれる検査を行います。

この検査では、膣鏡(クスコ)で膣を広げ、子宮頸部をブラシなどで擦って細胞を採取します。

 

細胞はガラス版に固定し、染色して顕微鏡で調べます。

 

 

子宮頸部は痛みを感じにくい器官であるため、

細胞診では痛いというよりも、何か圧迫されているように感じると言われています。

 

検査自体も数分程度で済むことがほとんどです。

 

子宮頸部

国立がん研究センターがん情報サービスより

 

検査の費用は3000~5000円程度と言われていますが、自治体によっては2年に1回500円程度で受診できたり、

指定された年齢であれば無料となったりとさまざまな制度があります。

 

まずはお住まいの自治体について確認してみましょう!

 

 

検診結果で異常があると言われたら?

 

異常な細胞が見つかると精密検査を行いますが、

がんと診断されるものは一部で、多くは異形成と呼ばれるがんの一歩手前の段階のものです。

 

細胞診で異常が見つかっても、がんと決まったわけではないことに留意が必要です。

 

 

異常があった時の検査って?

 

コルポスコープ診・組織診

 

細胞診で異常があった場合には、コルポスコープと呼ばれる拡大鏡を使ったコルポスコープ診を行います。

細胞診と同様に内診台で行われ、15分程度で終了することが多いです。

 

 

検査では子宮頸部を拡大して観察し、異形成、上皮内がん、浸潤がんなどに分類します。

そして疑わしい部分の組織を採取し、作成した病理組織標本を顕微鏡で観察して確定診断を行います。

 

組織を採取する際には、少量の痛みや出血を伴うことがあります。

 

 

 

子宮頸部円錐切除術

 

組織診でも異形成と上皮内がんとの区別がつかない場合は、子宮頸部円錐切除術を行います。

これは、がんの拡がりを確認する検査の意味と、

異常な部分を切り取ってしまう治療という2つの意味があります。

 

切除した断片にがんが認められたら、がんの部分は広いと考えられ、

子宮を摘出する手術が検討されます。

 

 

 

CT・MRI検査

 

がんと診断がつくと、CTMRIなどの画像診断によってがんの広がりや、

リンパ節や他の臓器に転移していないかを確認します。

 

 

 

腫瘍マーカー検査

 

腫瘍マーカーとは、がんの種類により特徴的に産生される物質で、

血液検査などにより測定します。

 

子宮頸がんでは腫瘍マーカーとしてSCCCA125CEAなどが使われ、

診断の補助、治療効果判定、再発の早期発見などに用いられています。

 

 

しかし、この検査だけでがんの有無を確定できるものではなく

早期がんでは上昇しなかったり、他の良性疾患でも上昇したりすることがあるので注意が必要です。

 

 

 

子宮頸がんは正常な状態から一気に悪化していくのではなく、異形成の状態を何年か経てからがんになります

 

しかしながら、異形成の段階では出血や痛みといった自覚症状がないため、

自分では気付くことが難しいがんでもあります。

 

 

子宮頸がんの治療によっては妊娠や出産に影響が出るものもあるため、

早期発見・治療が大切です。

 

未来の自分と赤ちゃんのために、定期的に子宮頸がん検診に行きませんか?

 

 

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【参照】

国立がん研究センター がん情報サービス

女性の健康推進室ヘルスケアラボ