毎月の生理で辛い思いをしていませんか?
お腹も痛いし、腰も頭も痛い。
眠気や吐き気が襲ってくることもありますよね。
そのような場合には生理休暇が取得できます。
取得方法や注意点について知っておきましょう!
法律で定められている
生理休暇は、法律できちんと定められています。
労働基準法の第68条に
その者を生理日に就業させてはならない。
と記載されています。
お休みの日数は法律に明記されていないので、
数日間取得することも可能です。
本当にどうしようもない時には、しっかり休みたいですね。
注意すべきことは?
生理休暇を取得するにあたって、
気を付けてほしいこともあります。
生理休暇中の賃金を有給とする会社の割合は25.5%
という報告があります。(厚生労働省)
7割近くの会社は無給となっているのが現状で、
欠勤扱いとなる場合もあります。
有給休暇になるなら心おきなくお休みできますが、
欠勤扱いとなる場合には取得しづらくなってしまいます。
欠勤扱いになる場合の対処法
労働基準法を確認してみると
有給休暇を与えなくても差し支えない
(39条)
と記載されています。
欠勤した場合には、この出勤率に影響が出てしまいます。
極端にお休みしすぎると、
翌年の有給休暇がなくなってしまうことも考えられます。
とは言え、出勤率8割でお休みできる日数を
一般的な週休2日制の企業で考えてみると、
理論上は月に4日程度となります。
つまり、本当に辛い時に1~2日欠勤したとしても
翌年の有給休暇がなくなることはないと考えられます。
欠勤の場合でも、体調を優先してお休みできそうですね。
生理休暇のまとめ
生理休暇は
- 労働基準法で定められている
- 取得日数は定められていない
- 会社によって有給、欠勤となる場合があるので確認する
- 出勤率が8割を下回ると翌年の有給休暇がなくなる可能性がある
というものです。
会社の取り決めを確認し
辛い時には無理せず取得できたらいいですね。
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