戌の日の安産祈願はいつ行く?2022年~2023年の戌の日カレンダー

参拝する人

妊娠すると、初めて知る言葉や行事が

たくさんありますよね。

「戌(いぬ)の日の安産祈願」も

その一つではないでしょうか?

 

今回は、戌の日の安産祈願について、

意味や由来、いつどこで、

どんなことをするのかをご紹介します。

 

 

「戌の日」の基礎知識

 

「戌の日」とは

戌の日とは、一般的には暦の上での

十二支の「戌(いぬ)」に当たる日のこと。

 

安定期に入る妊娠5ヶ月目の妊婦さんが

寺社で安産祈願をし、

腹帯(ふくたい)を巻く帯祝い(戌の日参り)をするのに

適した吉日のことです。

 

なぜ戌の日が妊婦さんにとって意味が強いのかというと、

犬はお産が軽く、

一度にたくさんの赤ちゃんを出産することから、

江戸時代以降、安産の象徴とされたからです。

 

お腹に赤ちゃんが宿ることと同じように、

出産は自分だけの力では

どうにもならないことが起きる場合もあります。

 

安産の象徴でもある犬にあやかり、

妊婦さんと赤ちゃんの無事を願って、

戌の日に安産祈願をするようになったとされます。

 

「腹帯」とは

先述のとおり、戌の日の御参りは

別名「帯祝い」とも呼ばれます。

帯=腹帯とは、おなかに巻く布のこと。

白い木綿(さらし)の帯を巻くのが主流です。

 

ぱっと見は単なる長いさらしなので、

戸惑う妊婦さんも少なくありません。

でも、

  • 大きくなったおなかが固定されるので動きやすい
  • 冷え予防

などの効果があります。

巻き方に慣れてしまえば快適な妊婦生活を送れます。

 

また実際に戌の日に安産祈願をしに行くとき、

一部の神社では腹帯以外での「帯祝い」の儀式を

行えない場合があります。

 

普段はガードルや妊婦帯などの使いやすいものを使いつつ、

祈祷に行くときや、普段の生活の中で一度は

腹帯を巻いてみるというのも良いかもしれません。

 

 

2022年~2023年の戌の日はいつ?戌の日カレンダー

 

十二支というと生まれ年のイメージがありますが、

じつは日にも十二支は割り振られていて、

戌の日は12日に1度めぐってきます。

 

20228月~2023年の戌の日は下表のとおりです。

赤字で示した日は、大安の戌の日を表しています。

戌の日カレンダー2022-2023

 

 

ママケリーでも戌の日を確認してみましょう!

 

実はママケリーでは、

カレンダーに戌の日が表示されています!

 

妊娠15週~23週のカレンダーに

アイコンが表示されていますので、

戌の日参りの参考にしてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

戌の日には何をするの?

 

では、具体的に戌の日に何をするのか紹介します。

戌の日のお祝いでは、前述の着帯の儀式だけでなく、

神社での安産祈願

親族との食事などを行うこともあります。

 

昔は、妊婦の実家で腹帯を用意し、

「帯親」と呼ばれる子宝に恵まれた夫婦の婦人に

巻いてもらうものとされていました。

 

最近では、インターネット通販や神社で腹帯を購入して、

自分で巻く妊婦さんも増えているようです。

 

安産祈願のために神社に参拝する場合は、

初穂料(神社に安産祈願をするときに払う料金)を納めて、

お祓いと祈祷を受け、お守りやお祓いを済ませた腹帯を

受け取るのが一般的です。

 

初穂料は5,00010,000円が相場とされています。

 

このときの服装は正装でなくても大丈夫です。

しかし、神聖な場での儀式なので、

素足やサンダルなどは避けましょう。

 

 

どこにお参りするの?

 

安産祈願を受け付けている神社やお寺は、

全国各地にあります。

 

妊娠5か月は安定期に入った時期ではありますが、

体調を考慮して、近所で探してみると良いでしょう。

 

有名な安産祈願の神社は下記の通りです。

 

【東京】

日枝神社(千代田区・永田町)

子安神社(八王子市)

水天宮(中央区・日本橋蛎殻町)

大宮八幡宮(杉並区・大宮)

乃木神社(港区・赤坂)

 

【関西】

住吉大社(大阪市・住吉区)

帯解寺(奈良市・今市町)

石清水八幡宮(京都府八幡市)

 

【名古屋】

塩竈神社(名古屋市・天白区)

熱田神宮(名古屋市・熱田区)

伊奴神社(名古屋市・西区)

 

 

戌の日に安産祈願をしてみましょう!

 

妊娠5か月は安定期に入り、流産の確率も下がる時期です。

出産予定日はまだ先ですが、

早ければ胎動を感じられるようになり、

少しずつ出産を意識し始めるころかと思います。

 

戌の日のお祝いは、

一生に何度も機会があるわけではないので、

家族やご自身の体調と相談の上で、

安産と生まれてくる赤ちゃんの成長を願って、

安産祈願をしてみてください。

 

 

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