働く女性のみなさん、子育てに奮闘中のみなさん。
むくみで悩んでいませんか?
足がパンパンになっていなくても、
重くてだるい場合はむくんでいるサインかも。
むくみに負けない身体づくりをしていきましょう!
むくみってどういう状態?
むくみ(浮腫)とは、身体の中の細胞や皮下組織に
過剰に水分が溜まった状態のことを言います。
血管の中と外での水分バランスが崩れ、
血管の外に染み出した間質液を回収する
リンパ管の機能が低下すると発生します。
通常ではあるべきではない場所に水分が溜まるために、
腫れたり、重く感じたり、だるくなったりしてしまうのです。
むくみの原因って?
むくみの部位や程度は人によってさまざまです。
むくみの原因は生活習慣によるものと、
病気によるものの2つに分けられます。
生活習慣によるものとして、
長時間の立ち仕事やデスクワークによる血流障害や
運動不足や筋力の衰えによる代謝の低下が挙げられます。
病気が原因となっているものとして、
甲状腺機能低下症や膠原病(こうげんびょう)、
心疾患や腎疾患などがあります。
病気ではないですが、月経や妊娠等の女性ホルモンの変動が
原因となっているむくみもあります。
どうやって対処したらいい?
生活習慣が原因になっているむくみであれば、
生活習慣を改善し、むくまない身体づくりを行う必要があります。
特に意識したいのは下肢です。
下肢には筋ポンプ作用が備わっており、
動かすことによって筋肉が収縮して血管を圧迫します。
血管は圧迫されることで血液を重力に逆らって心臓へ戻すことができます。
この筋ポンプ作用を利用することで、
下肢のむくみの改善が期待できると言われています。
むくみとさよならするために
仕事中や自宅でできる対処法は以下の通りです。
①1駅多く歩く、遠回りして帰ってくる。
▼日々の生活で下肢の筋肉を衰えさせないことが大切です。
②デスクワークの方は足を置く台を準備する。
▼足と心臓の距離が近いほど、血液の戻りがよくなります。
③デスクワーク中、ゆっくりつま先を上げて下ろす、かかとを上げて下ろすを繰り返す。
▼軽い運動で筋ポンプ作用を促します。
④10センチくらい足を高くして横になる。
▼バスタオル等を活用してください。そのまま眠っても大丈夫です。
⑤お風呂の中やお風呂上りにマッサージを行う。
▼摩擦で皮膚が傷つかないよう、水の中やマッサージクリームを活用してください。
▼足の付け根や膝の裏にリンパ節があるので、押して刺激します。
▼足の先から心臓の方に向かって、やさしくさすっていきます。
普段の生活で少し注意するだけで、
むくみは改善していくことができると言われています。
自分の身体と向き合う時間を増やして、
むくみに負けない日々を送りましょう!
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