寒い時期になると、暖かいお茶が飲みたくなりますよね。
お茶によって新型コロナウイルスが不活化されるという研究も
奈良県立医科大から発表され、お茶への注目が高まっています!
お茶にはどんな効果があるの?
お茶にはカテキンやビタミンCが多く含まれていることは有名です。
カテキンには抗酸化作用があり、
私たちの身体がサビつかないよう助けてくれます。
奈良県立医科大学の研究では、
市販されている3種類のお茶と新型コロナウイルスを接触させると、
ウイルスの不活化(本来の働きを失う)効果が高く得られたものと、
そうでなかったものがあったそうです。
この研究から、お茶の種類によっては
新型コロナウイルス対策の新たな一手となる可能性がみえてきました。
ただし、今回の研究ではお茶を飲むことに対する検証は行われていないので、
爆飲みするのはやめておきましょう。
お茶に含まれるビタミンCって?
ビタミンCは、淹れたお茶100g(コップ半分)に19㎎含まれています。
同じ100gのレモン果汁に含まれるビタミンCは50㎎です。
そう聞くと、ちょっと少ないような気もしてしまいますよね。
しかし、コップ半分のレモン果汁を飲むのはかなり大変で、
想像するだけで唾液が出てきてしまいそうです。
レモン果汁は大さじ1杯程度が限界かもしれません。
レモン果汁大さじ1杯(15g)に含まれるビタミンCの量は7.5㎎となるので、
お茶をコップ半分飲む方が2倍以上のビタミンCを摂取できることになります。
成人が1日に必要なビタミンCの量は100㎎であるため、
お茶を1杯飲むだけでも必要量の半分程度は摂取できる計算になります。
その他にも身体に嬉しい効果がたくさん!
お茶の効果としてコレステロールや中性脂肪を低下させたり、
血圧を調整したりすることが挙げられます。
お茶はトクホ(特定保健用食品)にもなっているため、
テレビやネットでも耳にすることがありますよね。
毎日お茶を飲む習慣を作り、
心も身体もずっと健康でいられるようにしたいですね。
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